先週の常任委員会視察に続き、今週の少子・高齢福祉社会対策特別委員会の行政視察が終了しました。


 大阪府の児童自立支援に関する取組について、大阪府立子どもライフサポートセンターは、中学校卒業から18歳までの社会的養護が必要な児童に対して、進学や就職など社会的な自立に向けた必要な支援を行う施設として開設された児童自立支援施設です。


 地域との関係を継続させながら自宅から通所による施設利用もできることから、埼玉県の自立支援に関する施策に参考になります。


 大阪市の児童虐待防止に関する取組について、日本で初めて児童虐待を防止するため民間(NPO)団体として創設された施設を視察です。

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 「子どもの虐待ホットライン」をはじめ、育児困難な方々のグループケア、子どもの虐待防止に関する研修・研究・等、児童虐待の深刻化防止に貢献してます。


 高齢者福祉について、京都市の地域密着型総合ケアセンターおおたきを視察です。


 複数の社会福祉法人(7法人)が連携して設置した施設で、グループのメリットを生かし、今一番必要となる質の高い介護人材の育成に取り組んでいることは大変参考になります。


 この施設は、特別養護老人ホーム、小規模多機能型居宅介護、ショートステイ、サービス付き高齢者住宅や、住民交流ができる施設になっています。

 最後に、滋賀県の障害者の就労支援に関する取組について視察です。


 滋賀県では、「障害者就職面接会」のほか、毎年「障害者ワークフェスタしが」を行うことや、知的障碍者介護技能等習得事業を全国に先駆けて実施し、多くの就労支援を行い成果を上げており、埼玉県の障害者の就労支援に関する施策にも参考になるものでした。



 一週間の視察で得たものを少しでも役立てたいと思ってます。

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                       松坂よしひろ