執行部から一般質問の答弁書が届きましたので項目毎にお知らせします。


大項目2として、観光協会と農業公社の2団体が総合会館に事務所を構えていることのメリット・デメリットについて、観光協会は中心市街地に、農業公社は農村センターにそれぞれの機能が発揮できる位置に事務所を移転することについて。


回答:まずメリットとして挙げられるのは、市の行政機関と団体組織が同一スペースにあることで、情報の共有化、意思疎通がスムーズとなり、各種事業の一体的な展開が可能になっているとう点。

 具体的には、農業公社については関連する部門として農政課及び農業委員会があるので農地の集積や規模拡大など、農地保有合理化に関する相談等がワンストップで対応できる利点。

 観光協会は、関連する行政部門に商工観光課があり、ボタン祭りや花火大会等の市を代表する観光イベントは市と観光協会で協力して開催することが多く、事前の準備や当日の運営に至るまで細部にわたる調整が必要なことからその利点は大きい。

 

 その一方で、市としてのデメリットは行政としての執務スペースがやや手狭とうい点が挙げられるがこの2団体に限ったことではない。


 これらのメリット・デメリットを総合的に捉えた上で農業公社及び観光協会の事務所は総合会館にあることが現時点ではベターな選択であると判断している。


 市の考えは以上ですが、市民に幅広く利用してもらうならばそれぞれの分野に合った適所が望ましく、例を挙げれば農家の方が作業中に農業公社に用事があったからといっても市役所に出て来れない。街中を賑やかにするために空き店舗を利用して観光協会事務所を設置し、各種情報を市民に提供することなどがあります。市の回答では事務が楽というだけで市民へのメリットは著しく少ないものです。更に無駄な家賃の支出もあり補助金のカットに繋がる部分もあるのではと考えます。


                                     松坂よしひろ