昨夜、日本ウェルター級チャンピオン加藤壮次郎選手の初防衛戦が後楽園ﾎｰﾙにて行われ、私も応援に駆け付けました。
開会前です。
加藤選手のお母さんはチリ人であり、母国の鉱山落盤事故で被災に遭われた作業員や家族に対して、９月のタイトルマッチで王座を獲得した時のファイトマネーの一部を義援金として寄附されており、私達と同様の想いでありました。
加藤選手がリングに上がる前、私が右手の拳を出すと加藤選手も拳を出してくれて言葉も交わし激励する事ができました。
私はボクシングを生で見るのは初めてであり、ましてリングサイドで見られるとは夢にも思っていませんでしたのでその凄さに圧倒されました。
会場は超満員で応援も白熱しています。
試合も最終ラウンドまで進み、結果としては判定で挑戦者にチャンピオンの座を奪われてしまいました。
初めて試合を見て、選手同士が肉体的・精神的に極限まで追い込まれ、血みどろになって闘う姿はまさに死闘という言葉があてはまるのではと、そして試合が終わればお互いに健闘を讃え合う姿を見て応援する全ての人が感動したと思います。
最後に加藤選手が退場する時に拍手で送り出し、私と同様に「捲土重来」を期して頑張って行こうと願ったものでした。
