議案第 47号の請負契約の締結について


市立高坂小学校校舎改築工事(電気設備)の入札が5月15日に執行されました。

入札参加申込者は共同企業体12社であり、その入札参加された企業体の落札額についてであります。

入札予定価格(事後公表)166,200,000円

A企業体  88,800,000円

B企業体 112,500,000円

C企業体 129,860,000円

D企業体 104,900,000円

E企業体 120,000,000円

F企業体 110,000,000円

G企業体  74,800,000円(落札)

H企業体 131,400,000円

I企業体 118,800,000円

J企業体 100,000,000円

K企業体 141,900,000円

L企業体  99,400,000円


落札者はG者でありますが、落札率が45%であり、低価格落札であります。


低価格の落札により、下請へのしわ寄せや施工体制の弱体化などを招き、赤字覚悟の受注が継続すれば、最終的に建設産業全体の体力低下による衰退を引き起こすばかりか、結果として工事の品質の低下につながることも考えられます。

 

一部では「落札率の低下は税金の節約につながる」「低入札工事でも品質は確保される」などの声もありますが、果たして「安くて良い工事」は存在するのでしょうか。


東松山市の入札・契約制度改善委員会では、低価格受注の排除も検討しましたが、事務局は、「低い価格で履行できるのであれば、それを拒む理由はない、また、品質が確保できなければ、別のペナルティを科すこともできるので、あえて最低制限価格を設けなくてもよいのでは」との考えでした。

この事務局の考え方も如何なものかと思います。


今回の落札率45%は理解に苦しむものであります。


私は議案質疑にて、最低制限価格を早急に設けることを提言します。


追伸、田植えが終了しました。

松坂よしひろの「さらなるチャレンジ!」