息子は中三、IQ78の境界知能です
ADHDと自閉スペクトラムもあります
知的支援級在籍です
2月も後半
小学校支援級の場合、学期末に向けてそろそろ個別面談がある頃ではないでしょうか
(うちの息子の通った小学校は、毎学期末に個別面談がありました)
今年度ももうすぐ終わり
来年度・新学年がもうすぐ始まりますね
実は我が家、今までで一度だけ、
クラス替えに要望を出したことがあります
要望を出したのは、交流級(通常級)のクラス替えについてです
支援級は知的クラスが2クラスあり、低学年クラス・高学年クラスと分かれていました
だから要望など出しようがない
担任の先生に要望を出したのは、息子が5年生の3学期末の個別面談で、です
要望を言い出す直前まで、すごくすごく迷ったのですが…
面談の最後に、思い切って言いました
「来年度、6年生の交流級なのですが、もし可能ならば、Kくんと同じクラスにしていただきたいです」
息子は小1からずっと、国語算数は支援級、その他の授業は全て交流級で受けていました
毎日休み時間ごとに、支援級と交流級を行ったり来たりしていました
Kくんは、我が家のご近所さんで、息子と一番の仲良しの友達です
担任の先生はちょっと驚いていましたが、理由を訊いてきました
私は、
・6年生は小学校の最終学年であること
・今はKくんと毎朝一緒に登校し、帰りも毎日一緒に帰ってきているが、中学になったらたぶんそんなふうにはできなくなるであろうこと
・Kくんとは1年生の時に同じクラスで仲良くなったけれど、それ以来一度も同じクラスになっていない
・中学の支援級は通常級と校舎も別棟だし、授業は全く交流ないから、通常級の友達と接する機会が減ってしまう
・だから小学校最後の6年生の間だけでもKくんと同じクラスで楽しく過ごさせてあげたいと思っている
・なにより、中学に行く前に通常級の友達たちとの楽しい思い出を作って、中学での授業で交流がなくなっても友達でいられるような絆ができたらいいなと思っている
と、話しました
当時の私は、
(中学になったら部活や勉強で忙しいだろうし、Kくんを始めとする通常級の友達たちとの接点はなくなってしまうだろうなぁ…)
と思っていました
※実際にはこの心配は杞憂だったのですがね
だから、
せめて小学校最後の一年間、Kくんと楽しく過ごさせてあげたいと切実に思っていました
担任の先生は、
「お母さんのお気持ち、よくわかりました
学年主任に話しておきます
ただ、申し訳ありませんが必ずとはお約束できません
クラス編成はさまざまな要件を踏まえて決定しますので…
その点だけはご理解ください」
私
「はい、もちろんです
ご検討よろしくお願いします🙇♀️」
こうして
初めて出した、クラス替えへの要望
こんな感じで、担任の先生には確約はいただけませんでした
が
4月
6年生になった始業式の日
息子
「ただいま〜
お母さん聞いて聞いて
交流級ね、Kくんと同じ組だった」
と、大喜びで帰ってきました
息子の喜びようを見て、私もすごく嬉しかったです
要望をきいて下さった先生方に、本当本当に感謝です🙇♀️
こうして息子は、交流級で毎日Kくんと楽しく過ごしました
このおかげか中学生になる時も、Kくんから「中学も毎朝一緒に行こうぜ」と言われ
帰りも、学校の門の所で待ち合わせして毎日一緒に帰ってきています
(校舎も部活も違うのに待ち合わせ)
クラス替えに要望を出す
賛否両論ありますね、わかっております
しかも私の場合、急を要するような深刻な理由ではありませんから、要望を出すか本当に本当に悩みました
わがままで自分勝手な要望だったとは重々わかっております
できれば批判はご遠慮ください
こういう一例もある、くらいに思っていただければ幸いです
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