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②の学校見学から約2週間後、次は①の学校見学がありました

①は、最寄りの特別支援学校の高等部です

こちらも、中学の担任の先生の引率で親子で参加しました


当日は支援学校の玄関に現地集合でしたが、ちょうど支援学校の生徒さんたちの登校時間と重なり、通学用の大型バスが何台も何台も校内に入ってきました


その様子に圧倒される息子


そして、バスから降りてくる小学生・中学生たちの様子を見て、さらに圧倒されていた模様


バスからは、言い方悪いですが、明らかに知的障害のある子・身体障害のある子が先生方に付き添われて降りてきていました



校舎に入り、親子で説明を聞きました

・一般企業に障害者雇用で就職する子もいるけれど、やはりA型・B型作業所が大半です

・職場実習の時間も、②の学校と比べるとかなり少ない

・卒業後にすぐ就職するのではなく就労移行支援に通う子も多い


そうですよね

②の学校は軽度の子のみですが、この①の学校は軽度から重度の子まで幅広く通う学校ですから

卒業後の進路・就職先が②とは違うのは当たり前ですね



その後、子どもたちはジャージに着替えて作業体験をしました


小さなプラスチック部品があり、それが養生のために黒いテープでぐるぐると巻かれています

その黒いテープを綺麗に剥がす作業でした


何十個とあるプラスチック部品を、右の箱から取って、丁寧に黒テープを剥がし、左の箱へ

できたら、先生の所に持って行き、

「できました。確認お願いします」

と報告

OKなら新しい箱を、ダメならやり直し


見学の息子たちは、高等部の生徒さんたちに混じって15分くらい一緒に作業しました

息子は黙々とやっていましたね



帰宅後

私「どうだった?」

息子「うん…」

私「広くて大きい学校だったね」

息子「うん…」

なんだか浮かない表情です


息子「この前見た学校(②の学校)に落ちたら、ここになるんだよね?」

私「そうだよ。だから頑張ろうね」

息子「うん…」



そして翌日

学校で担任の先生から、支援校見学の感想を聞かれた息子

その時初めて、進路に対する自分の気持ちを話したのです



続く↓












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