皆様、こんにちは、板橋区議会議長の元山よしゆきです。
新型コロナウイルスワクチン接種体制(第一弾)についてご報告申し上げます。
板橋区では、医療機関が多くある区の特性を最大限にいかし、通いなれた「かかりつけ医」で接種できる体制を優先しつつ、区立施設及び区内医療機関計205箇所で187,182件、高齢者施設約130箇所で16,000件、合計335箇所203,182件(2か月の接種数)の接種ができる体制を構築します。
板橋区の施設における集団接種を組み合わせ、希望する高齢者(65歳以上)に対して、2か月以内に接種できる見通しとなりました。
我々議会は、2月16日の区議会健康福祉委員会で「新型コロナウイルス接種の実施計画(案)」の報告を受けます。
板橋区として初めての取組となる新型コロナウイルスワクチン接種を確実に執行する為に板橋区と板橋区議会が最大限協力しながら対応して参ります。
1.実施体制
(1) 接種見込み数(高齢者) ※令和3年2月10日時点
〇高齢者全体(約133,000人)の7割程度が希望すると想定
⇒133,000人×70%=93,100人 ⇒ 93,100人×2回=186,200回の接種を実施。
【参考】令和2年度高齢者インフルエンザ予防接種の実績は約6割
(2)区施設・医療機関数及び接種数
施設名 |
設置数 |
1か月の接種数 |
2か月の接種数(累計) |
|
---|---|---|---|---|
区施設 |
(注1) |
5か所 |
18,942件 |
37,884件 |
医療機関 |
病院・診療所等 |
200か所 |
74,649件 |
149,298件 |
高齢者施設 |
介護老人保健施設等 |
130か所 |
8,000件 |
16,000件 |
合計 |
335か所 |
101,591件 |
203,182件 |
注1:旧板橋第九小学校、中央図書館跡地、赤塚健康福祉センター、高島平区民館、志村健康福祉センター
注2:医療機関への第一次調査は終了しているが、ワクチン1瓶あたりの接種回数が6回から5回に変更するという方針を受けて、再度、件数については調査をする予定である。
注3:希望する全区民への接種は、9月末までに終了する見込みです。
(3)コールセンターの設置(令和3年3月1日~)
「ワクチン接種に関するお問い合わせ」と「接種予約」に応じていきます。
注1:委託事業者により最大60回線を準備する。また、外国人に配慮し、9か国語に対応します。
注2:通知発送後等の問い合わせ殺到に備えるため、区職員による応援体制(最大20回線)も整備する予定です。事業者の電話がふさがった場合は、自動的に区職員のコールセンターに転送される様になります。
2.ワクチン輸送
ワクチンは、当面はファイザー社製のみを使用することになる。ファイザー社製ワクチンは、超低温の保管を要することから、保管が可能な施設が限られます。
そのため、超低温冷凍庫であるディープフリーザーを設置する「基本型接種施設」でワクチンを保管し、「基本型接種施設」から、区施設及び病院・診療所等にワクチンを適切に配送する仕組みづくりが重要となります。
現在区で進めている検討は以下のとおりです。
●接種会場等1か所あたり週2回の配送を想定し、週400回の配送能力を確保する。
●区内全体で、配送を設定した曜日に1日あたり最大9台の専用車両を運行し、1台あたり午前12か所、午後12か所、合計24か所に配送する。
●9台で1日あたり216か所に配送することができる。
●週に2回配送する曜日を設定(例:月曜日及び金曜日)することで、1週間あたりの配送回数は、1日あたり216回×2日で432回となる。
注:基本型接種施設・・・ディープフリーザーを設置して接種を行う接種実施医療機関等を指します。
3.実施計画の作成
国が作成を求めている「新型コロナウイルスワクチン接種の実施計画」の初版を2月16日の区議会健康福祉委員会に報告を受けます。
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