(国立感染症研究所資料)



コロナウィルスの種類について、私のレベルで整理したいと思います。

コロナウィルスには、以下の種類があります。

HCoV-229E

HCoV-OC43

HCoV-NL63

HCoV-HKU1

これらは、一般的な病名としては、「風邪」であり世界中で蔓延しています。

なのでこれらのコロナは…

普段「風邪」として我々も感染しています。

この「風邪」は、感染症法の指定もありません。


このほかに・・・

SARS-Cov

病名としては「SARS重症急性呼吸器症候群」

MERS-Cov

病名としては「MERS中東呼吸器症候群」

の2種類はがあります。

これらのコロナは、感染症法の二類感染症、二種病原体、三種病原体と指定されていまして特別な対処が必要で、知事が勧告し感染症指定病院へ入院して頂きます。


これまでは、この6種類のコロナウィルスを認識し対処してきました。


そして今回は…

この新型であり、いわゆる「新型コロナウィルス」と言うことになります。


このコロナは、臨床的にSARSに類似している事から「SARS-Cov-2」ということになります。


SARSMARSより致死率は、低いもののインフルエンザよりは、高く高齢者や基礎疾患保有者には、リスクが高いウィルスと言えるでしょう。


いずれにしましても、今しばらく政府、自治体の対応にご理解とご協力を心からお願い申し上げます。