政府から現在の措置を10日間延長して欲しいと要請がありました。

現在、板橋区では…

主催行事の中止や各種団体活動への自粛要請、更には、学校休業と区民の皆様方には、多大なるご協力を頂いているところでございます。

皆様方のご理解とご協力に対しまして心から感謝申し上げます。

この措置の目的は、ピークコントロールの為であります。

板橋区の危機管理上も、たいへん重要な対応となっています。

学校休業については、2月27日に日本医師会からも学校の臨時休校を実施すること等、安倍総理大臣に対しまして要望がありました。

そして台湾では、先に学校休業を実施し、確実に効果をあげています。


「板橋区では、感染が出ていないので、早く学校を再開する様に!」と言われますが、23区内でも子どもの感染者も出ています。
子どもたちの活動は激しいので、接触感染や飛沫感染が広がる危険は、大です。
ここを考えていく為には、エビデンスに基づいた判断が不可欠です。

これらの対策は、国全体の社会生活防衛策であり全国の状況を見ながら判断しなければなりません。

これは国防と同様に国マターであり国が、責任をもって判断し。
国全体で、一斉に対策を着実に実施しなければ効果は、限定的になるでしょう。
自分だけ、自分のまわり位は、従わなくても関係ないだろう?と言った考えや行動が一番危険だと思います。なぜなら、多くの皆さんが日常生活を我慢し、協力頂ているからです。
この際、対策の効果を最大限に引き出しましょう。

したがいまして、国・東京都・23区が一体となり着実に対策を実施しなければならないと思っています。

国民の皆様方の一層のご理解とご協力を心からお願い申し上げます。

絶対に社会を崩壊させては、いけない!
今までの生活に戻れなくなるから。

共に乗り越えましょう。
今まで通りの生活を取り戻しましょう! 

その為には…
国民ひとりひとり。
都民ひとりひとり。
区民ひとりひとりが、それぞれの地域の事を国の事を考え、新型コロナウィルスに立ち向かい共に乗り越えようではありませんか!

次に…
ご迷惑をおかけしていますマスクにつきましては、法整備を行って対処して参ります。
その他の生活用品につきましては、国内在庫で対処できます。
消費者の皆様方の節度あるご対応をお願い申し上げます。

更に経済対策につきましては、私のブログでもご報告を申し上げましたが、国、東京都、板橋区共に出来る限りの対応を進めて参ります。

皆様方には、私が得られました情報提供を引き続きさせて頂きます。

追伸、危機感を共有して頂ければ幸いです。

板橋区議会議長
板橋区議会新型コロナウィルス対策室長
元山芳行 拝