予算成立後、地方回りをしておりましたので、ご報告が遅れましたが、３月２６日、平成２４年度当初予算が原案可決・成立しました。（詳細は、下記の通り）
平成２４年度は、個人所得の減少により特別区民税が減収となり、特別区交付金も、固定資産税や法人住民税の減収によって、前年度を下回るという厳しい財政状況になっています。
また、今後も大幅な景気回復が見通せず、財政調整基金などの積立が期待できない中、その活用にも限界が見込まれる状況です。
私見ですが、今回の予算質疑（総括）では、今後の財政運営の質疑が最も重要でありかつ内容もあったと思います。
もうひとつは、前記した我が党議員が時間を取ったＧＩＳで、他党（会派）がそれを拾うと言うか・・・
重要性をご理解を頂いたと言った形になりました。
ただ、残念なのが”やれ！やれ！”や本気で発言しているとは思えないパフォーマンスも見られました。
今期の初年度でありますから、仕方がないと理解するべきか？？？
最終の本会議も理解しがたい場面がありました。
私にとっての平成２３年度の板橋区議会は、前期には、そんなに無かった理解しがたい場面が多々あり、たいへん心配なスタートの一年でありました。
まわりがどうであれ・・・
平成２４年度も引き続き政務調査をしっかりしながら表では、板橋区議会のルールの範囲内で責任ある質疑をして参る決意であります。
＜財政規模＞
(1) 一般会計 １，８１５億３０百万円 （ ３．２％減）
(2) 国民健康保険事業 ５８４億３０百万円 （ ４．３％増)
特別会計
(3) 介護保険事業 ３０８億 ３百万円 （ ２．５％増）
特別会計
(4) 後期高齢者医療事業 ９３億８３百万円 （ ７．５％増）
特別会計
計 ２，８０１億４６百万円 （ ０．８％減）
＜一般会計歳入歳出の概要 ＞
(1) 歳入
ア 特別区税 ４０９億９７百万円 （ 0.7％減）（構成比 22.6％）
特別区民税 ３７５億６２百万円 （ 1.2％減）
その他 ３４億３５百万円 （ 4.9％増）
イ 特別区交付金 ５８４億円 （ 1.0％減）（構成比 32.2％）
普通交付金 ５６６億円 （ 2.1％減）
特別交付金 １８億円 （ 50.0％増）
ウ 特別区債 ４５億９１百万円 （ 0.4％減）（構成比 2.5％）
総務関係施設 ８億５５百万円 （本庁舎建設・防災基盤整備）
土木関係施設 １３億０１百万円 （道路・公園・緑地整備）
教育関係施設 ２４億３５百万円 （義務教育施設整備）
エ その他 ７７５億４２百万円 （ 6.2％減）（構成比 42.7％）
(2) 歳出
① 部自主編成経費 ２５６億６２百万円 （ 2.6％減） （構成比 14.1 ％）
（経常的経費）
② 義務的経費 １，３８７億５１百万円 （ 1.9％減） （構成比 76.5 ％）
ア 人件費 ３５３億２８百万円 （ 4.3％減） （構成比 19.5 ％）
イ 扶助費 ６７１億６５百万円 （ 0.5％減） （構成比 37.0 ％）
ウ 公債費 ７３億２２百万円 （ 5.6％増） （構成比 4.0 ％）
エ その他 ２８９億３６百万円 （ 3.7％減） （構成比 16.0 ％）
③ 政策的経費 １７１億１７百万円 （13.6％減） （構成比 9.4 ％）
ア 実施計画事業 １２７億２５百万円 （18.5％減） （構成比 7.0 ％）
イ その他 ４３億９２百万円 （ 4.5％増） （構成比 2.4 ％）
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