板橋ブランド！光学・精密機器産業の技術力を世界にアピール

今日は、いち押し事業をご紹介します。

板橋区には、時代の変化に対応しながら生き残っている光学・精密機器産業の集積があります。

大手メーカーのみならず、中小企業においても光学技術を活かしてニッチな分野でトップシェアを獲得しているメーカーや、日本の最先端技術を支える企業などが区内で事業展開をしています。

しかし、生産拠点の多くは、区内から地方や海外に移り、産業構造が大きく変化しました。

そうした一方で、技術の高度化を図り競争力を高めたり、研究開発に特化した企業も現れています。

このような状況下で、区内製造業の活性化を図るため、下記の事業を体系的・戦略的に推進し、東の「大田」西の「東大阪」などと差別化を図り、産業文化都市「板橋」のブランドを確立して参ります。

１事業の概要

（１）レンズ設計・製造に関わる国際会議「ＯＤＦ 2012 St.－Petersburg」（International conference

on Optics-photonics Design and Fabrication）への参加（隔年で開催される国際会議で、８回目の今回は、ロシア・サンクトペテルブルク市で行われる）

① 次回会議板橋区招致に向けたプレゼンテーション

② 世界の光学関係研究者・技術者に対し、光学・精密機器産業都市「板橋」の情報発信

③ 参加予定人数：４００人程度

（２）板橋区の光学・精密機器産業紹介用ＤＶＤの作製

① 海外へのＰＲツールとして活用（英語・中国語・ロシア語・日本語対応）

② 国際会議参加者へ配布

（３）日本光学会年次技術講演会付設展示会に、板橋区ブースを確保し、参加研究者・技術者並びに光学関連企業・団体に対し、板橋区の光学・精密機器関連産業のＰＲを行う。

（４）４年に１度日本国内での開催となる上記国際会議の板橋区での常時開催を目指す。

【予算額】４，１４９千円

（内訳）

１地外旅費６００千円

２委託料２，８４９千円

３負担金補助及び交付金７００千円

＜スケジュール＞

「ＯＤＦ 2012 St.－Petersburg」

平成２４年７月２日～５日

（ロシア・サンクトペテルブルク市）

日本光学会年次学術講演会

平成２４年１０月２２日～２４日

または１０月２３日～２５日で調整中

（タワーホール船堀／江戸川区）

私も民間出身でありますので、区内の経営者の皆さんとは、議員になる前から長くお付き合いをさせて頂いておりますが、たいへん優秀な経営者が、区内には多く居ます。

板橋区の地元産業の可能性は、多いに期待できるところであり、仕掛けづくりが必要だと以前から考えていました。

産業見本市等、区内開催のイベントもありますが、総効果を適切に評価し、次のアクションに繋げる時期に来ていると考えていました。

技術立国日本の中の「板橋区」を広く内外に発信する事は、極めて重要なアクションであると言えます。

大いに期待できる”いち押し”事業であります。

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