板橋区議会議員 元山よしゆきオフィシャルブログ「Challenge!」Powered by Ameba
(区政報告中の元山)


2月19日板橋区立文化会館で今期最後の区政報告会を開催しました。

ご来場の皆様、ありがとうございました。

所用でお越し頂けなかった皆さんに向けブログにて当日のご挨拶内容をご報告させて頂きます。


区議会議員の仕事は・・・

議会の中で議案や陳情の賛否を判断する事だけではない!

本来、議員は、自分の経験と見識と信念に基づいて有権者や区民の皆さんに今何を考えなければならないのか?を訴え、活動する事が重要だと思います。

有権者は、普段の生活の中でいったい自分にどんなメリット・デメリットがあるのか?が関心事項だと思います。

しかし、議員は、区民の“受け”だけを狙った政策だけを語ってはならないと思います。

また、区民の皆さんも自分に対してどの様なメリットがあるか?ではなく、子ども達や孫達の世代にいったいどういったマイナスを残すのか?あるいは、プラスを残すのか?と言った判断基準で民意を託す議員を選んでほしいと思います。

そこで・・・

今回、私が訴えたい板橋活性化のキーワードは・・・

“自立”です!

これまで成長経済中で板橋の行政サービスの質を高めてきました。

これまでの公助向上策は、一定の効果をあげ、様々なインフラ整備が叶い安心して過ごせる板橋が実現できました。

しかしながら、平成22年度当初予算で公助の多くを占める福祉費は、構成比54%となり独自財源の乏しい板橋区としては、活力を失いかけています。

新しい板橋づくりを進めるに当たって、次期は、ここに手を付けなければ発展的な区政運営ができないと考えます。

ひとつ例をあげますと、生活保護費については、10年間対比169% 107億5,500万円も増加し、現在財政を圧迫しています。

ある調査では、受給者のうち5割は高齢者、4割は病気や障がいで働けない方、そして残りの1割が実は、特段理由がない方だそうです。

基礎的自治体の板橋区は、国の定めた法律に則って窓口になっているだけであり、裁量は無いように考えがちであり、手がつけられないできました。

私の考えは、生活保護費の抑制策は、この一割の方々の自立をいかに支援するか?だと思います。

生活困窮者の救済もいいでしょう・・・

しかし、この国には、何万と言うギリギリのところで生活をしながら頑張っている人たちがいます!

もし、頑張っている人たちよりも、手厚い保護を受けて勤労の意欲もなく、その現状を行政に責任転嫁している様な人たちの方が、楽な生活をしていたとしたらどうでしょう?・・・

この国から勤労の美徳と言うものは、いったいどこに行ってしまうのか・・・?

元来、日本人は、勤勉な民族です。

そう言う民族であれば、その特性に応じた支援をするべきです!

親がギリギリのところで働いて、子どもを育ててくれる。

その親の姿を見て子は育つのです!

だから自分が大人になって家庭を持ち、子どもを養い、時には不運な人生を歩んだとしても、親の背中を思い出し、自分もがんばろう!と思えるのではないでしょうか?

がんばる前向きな家庭には、笑顔があって、そこには、家族団欒がある。

これが何より幸福感を実感する場面ではないでしょうか?



私は、議会で、結果平等を主張する議員に「この人は、本当に住民の為を思って言っているのか?」疑問を抱きます。

“福祉の向上”・・・言葉だけ聞けば、それは、聞こえは良いです!

しかし、温かい手の平に全ての区民をずっと乗せ続ける事ができるのでしょうか?

自分のお子さんやお孫さんの事を考えてみてください。

自分の子どもが挫折している時「どうしたんだ?よかったら帰ってこい!」と言いますよね?

でも、しばらく保護したら「もう一度がんばって来い!」と背中を押すでしょう?

それが親の愛ではないでしょうか?行政サービスも同じです。

今必要な改革は、立ち止まってしまった区民がいたら、再び歩みはじめる事が出来るように・・・

何とか、がんばれる方策を見つけてあげる。

結果平等から機会平等へ・・・

その為の犠牲、支出は、問わない!それが、私が目指す新しい板橋区です!

先人は、命を懸けてこの平和な時代を残してくれました。


先人の努力を胸に抱き、今を生きる我々、そして未来を担う子ども達の事を考えた政治をやるべきです!

私は、先輩方の様に次世代に「あの時あの時代の世代ががんばってくれたから、今の時代があるんだ!」と言われる様にがんばりたい!

私は、目先の利益にとらわれず将来に責任が持てる政治を行います!

私、元山よしゆきは、この“自立の理念”に基づき、全ての区民が、時には休息も入れながら自分の歩幅で歩める“新しい板橋区”をつくります!

守るべきものは、しっかり守り改革すべきは、勇気を持って改革をする議員として今後もがんばります。

今後ともどうぞ、よろしくお願いします!




下記動画にて発言がご覧いただけます。(第四回定例会)
http://www.itabashi-city.stream.jfit.co.jp/vod_play.php?CNTID=17646&PREVPAGE=%CC%E1%A4%EB



(第二回定例会録画)
http://www.itabashi-city.stream.jfit.co.jp/vod_play.php?CNTID=15971&PREVPAGE=%CC%E1%A4%EB



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