ダイエット[話題!アッカーマンシア] | まみのアラフォー日記

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「アッカーマンシア」って知っていますか?TVでも取り上げられてるから知っている人いるかも...私はアジア系の宗教的なイメージがあった。

 

 

 

 

 

「デブ菌」「やせ菌」が体形を左右する

 

「デブ菌」や「やせ菌」という言葉を最近良く見かけるようになった。

体形については、標準体形以外に「肥満型」と「やせ型」がある。肥満型の人は、水を飲んでも太るなどとも言われるくらいですが、逆に、やせ型の人はいくら食べても太りにくく、やせの大食いといわれる人も多くいる。実際に、同じ食品を同じ分だけ食べても、両者の間では差が出てくる。従来は「体質」の一言で片付けられていましたが、近年の研究で、腸内細菌の違いが大きく関与していることがわかってきた。

つまり、肥満型の人は「デブ菌」といわれる一群の腸内細菌を多く持っており、逆に、やせ型の人は「やせ菌」といわれる一群の腸内細菌を多く持っている。そして、無菌のマウス(腸内細菌を持たないマウス)を使った試験では、デブ菌を移植されたマウスは体重が増加し、やせ菌を移植されたマウスは体重が変化しなかったことが報告されている。

 

 

 

代表的なやせ菌は「アッカーマンシア菌」

 

従来の研究結果から、「デブ菌」とはファーミキューテス門に、「やせ菌」とはバクテロイデーデス門に分類される腸内細菌であることが報告されている。

 

・ファーミキューテス門とは…、細菌の門の一つ。ビール、ワイン、サイダーの発酵に重要な役割を果たすものも知られている。腸内細菌や皮膚常在菌、病原菌などが含まれている他、ビールやワイン、果実酒、ヨーグルトなどの発酵食品の生産過程でも重要な役割を果たしているものが知られている。

・バクテロイデーデス門とは…短鎖脂肪酸をつくり出すことで食べ物から脂肪となる栄養の吸収を抑え、脂肪燃焼を促すため痩せやすい体になることからヤセ菌と呼ばれる。

 

ただし、いくつかの研究において、男女間で逆の結果が得られるなど一貫性がなかった。

そして、海外での詳細な研究の結果、代表的な「やせ菌」として、アッカーマンシア属の菌(以下、アッカーマンシア菌)が確認された。2021年には、低温殺菌したアッカーマンシア菌が「肥満をコントロールする食用菌」として、欧州食品安全機関(EFSA)に承認されている。

ところが、あるグループの調査によれば、日本人で、腸内細菌のうち1%以上をアッカーマンシア菌が占める人は10%程度に過ぎないことがわかった。つまり、日本人の9割近くは代表的な「やせ菌」を持っていないことになります。しかし、ヨーロッパの人々に比べると圧倒的に日本人の方がスリムなのは?

 

 

日本人の代表的なやせ菌は「ブラウティア菌」

 

国内でもいくつかの研究が行われ、日本人ではブラウティア属の菌(以下、ブラウティア菌)が代表的な「やせ菌」であることが報告された。

 

《日本国内の研究》

2019年10月に、花王株式会社、弘前大学、東京大学の研究グループにより、性別に関わらず、ブラウティア菌が内臓脂肪面積と関係しており、内臓脂肪面積が小さい人は腸内のブラウティア菌が多いことを報告されている。

 

2022年8月には、国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所(NIBIOHN)、早稲田大学、Noster株式会社、山口県周南市および新南陽市民病院の研究グループにより、健常な人と糖尿病患者を比較したヒト研究とマウスを用いた検証試験の結果が報告された。

その研究によれば、肥満症や糖尿病患者の腸内にはブラウティア菌が少なく、そうでない人はブラウティア菌が多いという結果が得られた。つまり、ブラウティア菌が多いと肥満症や糖尿病のリスクが低下する可能性が高く、また、肥満症や糖尿病を改善する可能性が示された。

ただし、肥満症抑制効果などが発現するためには、ブラウティア菌の占有率は 6 % 以上であることが必要と。ブラウティア菌が一定数以上いないと効果は表れないということ。

そして、マウスを用いた試験では、高脂肪食を与えたマウスにブラウティア菌を投与した群で、体重増加を抑制し、高血糖やインスリン抵抗性などの糖尿病症状を改善することがわかった。これらの効果は、ブラウティア菌が作る物質により脂肪の蓄積が抑制されるとともに、代謝や腸内環境が改善されるためであることがわかった。

 

ブラウティア菌とは…ビフィズス菌と同様に大腸に棲息する菌。ブラウティア菌は、オリゴ糖が分解されて出来た乳糖やフコースを食べ、乳酸や酢酸などの短鎖脂肪酸を作る。短鎖脂肪酸が腸内環境を整え、健康に寄与していることはよく知られている。

また、先に紹介した NIBIOHN 研究グループの報告では、ブラウティア菌は、脂肪蓄積抑制効果があるオルニチン、アセチルコリン、S アデノシルメチオニンなどを作ることが報告されている。オルニチンは、アミノ酸の一つで脂質代謝促進効果の可能性が報告されている。アセチルコリンは、神経伝達物質の一つで腸の蠕動運動の制御や炎症の抑制効果が報告されている。Sアデノシルメチオニンは、アミノ酸の一つであるメチオニンから作られインスリン抵抗性を減らす働きが報告されている。

 

 

ブラウティア菌だけでは...

 

「やせ菌」がブラウティア菌であることがわかったが、実は、ブラウティア菌だけではだめだ。

ブラウティア菌は、他の有用菌と協調的に働き腸内環境を改善している。ブラウティア菌は、特にビフィズス菌と相性が良いことがわかっており、ビフィズス菌が増えるとブラウティア菌も増えることが報告されている。

ブラウティア菌を増やすためには、バランスの取れた食生活が基本となり、エサとなる食物繊維や、ブラウティア菌を増やす効果が報告されている「納豆」などを積極的に摂ることが大切。また、米や米麹に含まれるグルコシルセラミドもブラウティア菌を増やす因子であるとして注目されている。ご飯を始めとする和食や発酵食品も効果が期待される。

 

 

 

 

 

 

 

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日本人としてはブラウティア菌ですが、アッカーマンシア菌についても見ていこう。

 

アッカーマンシア菌を保有するメリットとは?

 

1.腸の門番として機能している

 

腸の粘膜を保護して強化する働きがあるため、いい細菌を内部に維持し、悪い細菌は外部に排除するのに役立っている。腸の内壁が丈夫であれば、腸内細菌の不均衡や慢性疾患の発症リスクを長期的に減らせる可能性がある。

 

2.炎症を防いでくれる

 

適切な数のアッカーマンシア菌が腸内にいるということは、リーキーガット症候群を引き起こしにくいことを意味している。つまり、炎症も少なくなる。

 

3.病気から守ってくれると考えられている

 

科学者たちは、健康な人と病気を患う人のアッカーマンシア・ムシニフィラ菌の数を比較研究したところ、どうやらこの細菌は、健康な人の腸内にみられるのが一般的であるよう。

 

4.血糖値を整えてくれる

 

アッカーマンシア・ムシニフィラ菌が2型糖尿病にもたらすプラスの影響については十分な証拠がないものの、これまでに行われた研究では有望な結果が示されている。とくにインスリン抵抗性がある人にとっては、この菌を増やすことが大きな突破口となる可能性もあるとか。

 

5.体重増加を防ぐのに役立つ

 

研究によると、アッカーマンシア菌が少ない状態は、代謝不良や肥満と結びつけられている。そのため、腸内のアッカーマンシア菌を増やすことで、エネルギー代謝と脂肪分解を促進し、健康的な体格指数(BMI)をサポートしながら、食欲を抑え、血糖値や脂質濃度を健康に保つうえで有効となりえるよう。

 

 

 

 

 

とにかく難しいことばかりですが、下記2点が日本人に合っているやるべきこと。

 

  1. ブラウティア菌や善玉菌を増やす食生活で、健康的にやせることが大事。
  2. ブラウティア菌を増やすには、食物繊維、納豆などの発酵食品を中心とした和食が大切。
これなら頑張れそうですよね。

やせ菌を増やしてダイエットにつなげていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無理ない程度にだけど、時には厳しくもしないとだらけてしまうからね。

 

アラフォーでもがんばる!!!