気持ちの良いお天気となりました🌞
さて、今回は…
まさに今が旬のさつまいも🍠
ホクホクと甘いさつまいもは好きな方も多いと思います。
でも、せっかくさつまいもを買ってきたのに、調理してみたら全然甘くなくてがっかりした… という経験はありませんか?
実は、さつまいもは工夫次第で自宅でも甘く調理できるのだそうです。
そこで今夜は、さつまいもが甘くなる仕組みや、さつまいもを甘くする調理方法などを料理家の先生から学んでいきます。
自宅で甘いさつまいもを味わいたい方は、ぜひ参考に😋
🍠さつまいもが甘くなるには
先生いわく『さつまいもが甘くなる過程では、デンプンの分解と、保存するときの温度が大きく影響します。
ここからはさつまいもが甘くなる仕組みについて、詳しくみていきましょう。
①デンプンが糖に分解されて甘くなる
さつまいもは、デンプンが酵素の力によって糖に分解されることで甘くなります。
さつまいもに含まれる『β-アミラーゼ』と呼ばれる酵素がデンプンを糖に分解します。
β-アミラーゼは60〜65℃の温度で最も活発に働く性質があるので、温度管理に気を付けることにより、さつまいもを甘くできます。
また、収穫直後のさつまいもにはそれほど甘さはありません。
収穫後にデンプンが分解され始めることで、徐々に甘さが増していきます。
そのため、さつまいもを甘くするには、収穫後に一定期間寝かせて完熟させる、追熟(ついじゅく)の期間が欠かせません。
②13~14℃の環境で追熟すると甘くなる
デンプンが酵素によって糖に分解される追熟に最適な温度は、13〜14℃とされています。
さつまいもは、9℃以下で保存すると低温障害を引き起こしやすく、変色したり味が落ちたりする原因になります。
反対に15℃以上では腐敗しやすくなるため、温度管理や保存場所には注意が必要です。
追熟する期間の目安は、家庭菜園などで収穫されたさつまいもであれば1〜2か月程度、スーパーなどで購入したものは2週間程度です。
熟成の進んださつまいもには、黒いシミや塊が確認できることがあります。
これは、切り口から出た成分(ヤラピン)が酸化して黒くなったもので、熟成したさつまいもでよく見られる現象です。
さつまいもの状態を見極めるポイントとして、表面や切り口を確認してみましょう。
🍠調理器具別さつまいもを甘くする方法
さつまいもを甘くする調理では、次の5つの調理器具を使う方法があります。
▼電子レンジ:600Wで2分→200Wで10分
▼オーブン:アルミホイルに包み160℃で90分
▼炊飯器:通常の炊飯モードで50分
▼フライパン:アルミホイルを巻いて弱火で両面15分ずつ
▼オーブントースター:800Wで両面15分ずつ
なお、使用する調理器具の種類によっては、できあがるまでの時間が変動します。
調理の具合を見ながら、時間を調節してみてください。
また、さつまいもの火の通りを確認するには、竹串がスムーズに刺さるかどうかチェックしましょう。
ここからは、それぞれの調理方法について詳しくみていきましょう。
➜電子レンジ 600Wで2分→200Wで10分
自宅で手軽にさつまいもを甘くするなら、電子レンジを使用する方法が最も簡単で、他の調理器具に比べて時短で作れます。
電子レンジを使ってさつまいもを甘くするには、以下の順序で調理します。
【電子レンジでの調理方法】所要時間:約12分
①さつまいもを洗う
②さつまいもを濡らしたキッチンペーパーで包み、ラップで覆う
③600Wで2分ほど加熱する
④200Wで10分ほど加熱する
電子レンジでの調理では、2回に分けて加熱するのがポイントです。
初めの加熱で酵素が働きやすい温度まで上昇させ、その後は酵素が働きやすい最適な温度を維持して、さつまいもの甘さを引き出します。
200Wの出力設定がない電子レンジを使用する場合は、解凍モードで代用できます。
しっとりとした仕上がりにするには、濡らしたキッチンペーパー(※電子レンジ対応タイプ)で包み、ラップを巻いて温めるのがおすすめです。
➜炊飯器 常の炊飯モードで50分
炊飯器を使ってさつまいもを調理する手順は、以下のとおりです。
【炊飯器での調理方法】所要時間:約50分
①さつまいもを洗う
②炊飯器にさつまいもと、さつまいもが半分くらい浸る程度の水を入れる
③さつまいもが入りきらない場合は、適度に切って重ならないように並べる
④通常の炊飯モードで50分間炊く
炊飯器を使えば、米を炊くのと同じ要領で、手軽にさつまいもを調理できます。
しっとりとした食感が好みの方にはおすすめの調理方法です。
ただし、米を炊く以外の調理が推奨されていない炊飯器もありますので、取扱説明書を確認してから調理しましょう。
🍠さつまいもを早く甘くするには?
電子レンジを使うと、約12分でさつまいもを甘く調理できます。
電子レンジでさつまいもを調理するときは、600Wで約2分加熱し、その後200W(または解凍モード)に変更してさらに10分加熱します。
二段階で加熱すると、普通にレンジ調理するよりも甘みが引き立ちます。
🍠甘くないさつまいもでも甘くできる?
甘くないさつまいもでも、調理方法の工夫や追熟をすることで、甘みを引き出すことができます。
買ってきたさつまいもを甘くするには、調理の際に60〜65℃の低温帯を長くキープするようにじっくり加熱してみてください。
酵素が活発に働き、デンプンを糖に変えてくれます。
また、生のままであれば、買ってから数日〜2週間ほど風通しの良い日陰に置いて追熟させるのも効果的です。
日にちを置くことでさつまいも自体のデンプンが自然と糖に分解され、調理したときの甘みが増します。
さつまいもは、自宅でも甘くすることが可能で、電子レンジのほか、オーブンや炊飯器、フライパンなどで、60〜65℃の温度を保って調理するとデンプンを糖に分解する酵素が活発化し、より甘くなります。
また、保存場所は、春から夏の間は冷蔵庫の野菜室、秋から冬にかけては風通しの良い冷暗所を選ぶなど季節に応じて変えると追熟しやすくなり、甘みが増します。」とのこと。
あなたも今回紹介した調理方法や保存方法を参考に、自宅で甘いさつまいもを味わってみてはいかがでしょうか?!
