風が気持ち良い夜です🙄

さて、今回は…

ネガティブな感情で落ち込み、イライラ……。

家庭、仕事、恋愛などで、負の気持ちを早く手放したいと思った経験はありませんか?!

そこで今夜は、イヤな気分を長引かせない、上手な気持ちの切り替え方を公認心理師さんから学んでいきましょう。



💙気持ちの切り替えが必要な理由

公認心理師さんいわく「私たちは誰でも、ポジティブな気持ちも、ネガティブな気持ちもあるのは当然で、気持ちの切り替えが完璧にできる人は多くありません。

しかし、ネガティブな気持ちを引きずっていると『早く切り替えなければ…』と漠然とした焦りを感じることも。

そもそも気持ちの切り替えはなぜ必要なのでしょうか?

イヤな気持ちを引きずりすぎると、次のようなデメリットがあります。


➜脳が休まらずイライラする

イヤな気持ちを持ち続けると、体を休めても頭でぐるぐると考えてしまい脳が疲れます。

休みの日に横になっても頭がすっきりしないのは、脳がずっと思考を続けていることが原因かもしれません。

体だけではなく脳を休めるのも、生きるうえでは大切なこと。

イライラや気分の落ち込みが長引くと、脳の疲れはなかなか取れなくなってしまいます。

また、行動や人間関係にも影響を及ぼすことも。

そしてあまりに切り替えがうまくいかないと、心身のバランスを崩すこともあります。

『心身相関』という言葉があるように、心と体は影響し合っています。

気持ちの切り替えがうまくいかない状況が長引くと、行動だけでなく体に不調が出る場合も。

さらに体調の悪さから気持ちの落ち込みが激しくなるなど、心と体が互いに影響し合って悪循環を引き起こすことも考えられます。


💙特に気持ちの切り替えが苦手なのは“HSP”?

また、気持ちの切り替えが苦手なことと、“繊細さん”ともいわれるHSPとの関連を気にする人もいるのではないでしょうか。

HSPとはHighly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略であり、人よりも繊細な気質を指します。

繊細で感受性が強いことから、社会での生きづらさを感じやすいとされています。

実際にHSPの人たちは、気持ちの切り替えが苦手という一面もあるようです。

とはいえ、落ち込みやすさや繊細さは、程度の差はありますが誰しもが持ち合わせているものです。

気持ちの切り替えが苦手だからといって、生まれ持ったHSPのせいだと結論づけてしまうのは少し気が早いかもしれません。

そしてHSPは変わりにくい気質ですが、気持ちの切り替えの得意・不得意はどちらかというと、これまでの人生で身につけてきたものです。

自分自身で『変えたい』と思い行動を起こせば、少しずつ修正していくことができます。


💙イヤな気持ちは“感情別”で切り替え方を変える

長引きやすいイヤな気持ちのうち、代表的なものは『怒り』『悲しみ』の2つ。

実は、この2つの感情には、それぞれ適した“切り替え方のコツ”があります。

ネガティブな気持ちと上手く付き合うため、知っておきたい対処法を次に解説します。


💙怒りはヒートアップするのを避ける

怒りの感情が鎮まらないと、人に強く当たってしまったり、自分を傷つけたりと、人間関係や日常生活に影響が出るケースがあります。

怒りの感情を切り替えるポイントは、『鎮める』ことと『距離を取る方向に行動する』ことです。

具体的に、怒りの感情を長引かせないための方法を次にいくつか紹介します。


➜怒りのきっかけに触れない仕組みを作る

怒りがヒートアップしているときに、自分で心を鎮めるのは難しいもの。

そもそも怒りの引き金となるのは何か探ってみましょう。

例えば…

・夫婦で趣味にかけるお金や時間の使い方の意見が合わず、腹を立てている

・職場でいつも小言をいう同僚にイライラしている

怒りの引き金がわかったら、きっかけとなるものから距離を取る、環境ごと離れることを検討してみてください。


➜怒り方のレパートリーを増やす

怒りを『抑える」』方向に意識が向きがちですが、状況によっては怒ることが当然の場合も考えられます。

そこで意識したいのは、怒り方のレパートリーを増やすことです。

どんなに怒りを伝えたくても、感情に任せて自分のことばかり主張しては、相手に対して言いたいことがうまく伝わりません。

そんなときは、何がイヤだったのかを声を荒げず伝えてみてはいかがでしょうか。

適切な怒り方をすれば、人間関係を崩さず状況が改善する可能性も高くなります。


💙悲しみからは距離をとって切り替える

悲しみが長引くと、行動をおっくうに感じて引きこもりがちになったり、悲観的になったりすることがあります。

マイナスな思考ばかりがぐるぐると巡りやすいので、負のスパイラルを止める行動をしてみましょう。


➜悲しみを長引かせる行動を控える

意外に思うかもしれませんが、悲しみを感じているとき、自ら悲しみを持続させる行動をとってしまっている人が多くいます。

例えば…

誰かの言葉に傷ついたとき、その言葉を何度も頭の中で考えていませんか? 

また、大切な人との別れのあと、思い出を振り返ることでよけいに悲しくなった経験がある人も多いのではないでしょうか?!

上手く切り替えるには、悲しみを長引かせる行動に自分で気づき、控えることが第一歩となります。


➜思い出のものは整理する

写真や手紙など、特定のものから思い出が連想され、悲しみからの切り替えが難しいときは、思いきって整理整頓することが有効です。

例えば
・思い出のものを片付ける
・写真を整理する、手放す

少しずつでもいいので、悲しみを長引かせるものと距離をおいてみましょう。

少しずつ気持ちの切り替えがしやすくなっていくはずです。


💙喜びなどポジティブな気持ちは切り替え不要?

気持ちの切り替えが必要と感じる場合は、怒りや悲しみが主に連想されます。

でも実は、喜びや楽しみなどのポジティブな気持ちも度が過ぎると生活に影響が出るのです。

自分では気づきにくいですが、浮かれるあまり周囲や現実とのギャップが生まれているようなら気持ちの切り替えが必要かもしれません。

マイナスな気持ちもプラスな気持ちもあるのは当然ですが、日常生活に支障が出る場合は感情の振れ幅をゼロに近づける意識を持ってみましょう。」とのこと。
 
次回は、今すぐできる気持ちの切り替え方法を学んでいきましょう🍀