夜になりパラっときました☔
さて、今回は…
ほんとは活動的に過ごしたい時期ですが、心がつらくなったら、こんな養生を心がけてみてはいかがでしょうか?!
今夜は、漢方の専門家に5月病について教えて頂きます。
では、早速。
🩵心が不調なときは
初夏のこの時期は、暑すぎず、寒すぎず、1年で最も過ごしやすい時期といえますよね。
春のような寒暖差も少なくなり、体が安定します。
本来なら不調の出にくい時期ですが、気になるのが『五月病』です。
環境の変化や、新生活のストレスで、鬱々としてしまうという方、結構いらっしゃるのでは無いでしょうか?!
ただ、こうした身の回りの変化がない方でも、五月病のようになる場合もあるのだそう。
専門家いわく「この時期は、五臓の『肝』の働きが重要になります。
肝は『気』のめぐりに作用するので、肝が弱っていると気が滞ってしまい、やる気がない、気分が落ち込むといった状態になるのです。
こうした状態を漢方で、気滞(きたい)と言います。
他にも、胸や脇が張るような不快感、食欲の低下、胃もたれ、ガスがたまりやすい、下痢と便秘をくり返す、といった不調も、気の滞りと関係があります。」といいます。
🩵理気に働く香りを
「気滞のときに効果的なのが、良い香りです。
香りには、気をめぐらせる『理気(りき)』という作用があります。
これにより、肝が元気を取り戻して情緒が安定したり、胃腸の働きが整って食欲がもどったりします。
香りの良いもので、まずおすすめなのが柑橘類。
爽やかで、気分が明るくなり、食欲も湧きますよね。
漢方薬の生薬である陳皮(ちんぴ)は、みかんの皮を乾燥させたものです。
この陳皮をお茶がわりに飲むと、とても効果的です。
また、漢方薬でなくて構いません。
オレンジやグレープフルーツを食べたり、レモンや柚子の香りをかいだり。
柑橘系は精油の種類も多いので、アロマを焚くなどして 自由に取り入れてみましょう。
最近の研究でも、1日に1個、柑橘類を食べる人は、鬱が少ないということがわかっているそうです。
漢方で昔から言われている効果が、西洋医学的にも証明されてきたということかもしれませんね。
ハーブ系の香りでいえば、ミントは頭をすっきりさせるし、ラベンダーは気持ちを落ち着かせ、ローズマリーは集中力を高めるといった作用があるとされます。
また、香味野菜もいいですね。
しそは利湿(りしつ)といって、湿気を散らす力もあるので、湿度の高い梅雨時にぴったりです。
食事で摂ってもいいし、乾燥した葉をお茶にしても。
三つ葉、春菊、パクチー、セロリ、バジルなども料理に使っていきましょう。
スパイスの香りは、胃腸の働きをよくしてくれるので、シナモン、しょうが、八角などを食事やお茶に活用するのもおすすめです。
さらに、食べ物だけでなく、花など自然の香りも有効です。
ポイントは、自分が好きな香りであること。
あなたがいいなと思うなら、どんな香りでもいいのです。」と専門家はいいます。
🩵考える時間を1分1秒でも
もっといえば気を流すためには香りでなくてもいいのだそうです。
五感を刺激して、気分が変わることが大事なんだとか。
専門家いわく「気持ちが停滞している時って、余計なことを考えてしまうものです。
でも、考えれば考えるほど、悪い方向にいってしまう…
漢方の古典に『思いは気を結ぶ』という言葉があるんですが、これは、考えるほど気が滞るという意味です。
人はどんなに賢くても、2つのことを同時にできない。
だから、別の要素を入れて、1分1秒でも、悪循環になっている考えを止めるんです。
たとえば道を歩いているとき、パン屋さんの店先で、パンが焼ける香りがしたら『あっ、いい匂い!』と気を取られるでしょう?!
その時、一瞬でも考えていたことを忘れるはずです。
気持ちが何かにとらわれている時、離れるには感じることが有効なんです。
五感を刺激するのに手っ取り早いのが、食べる『食感』です。
だから、みなさんストレスを感じたとき、食べ物に走りがちですよね?!
でも、その食べ物は、それ自体がまた別の滞りを生むことになる。
食べすぎて胃がもたれたり、体がだるくなったり…
また、ストレスで食べがちな“甘い物”は、それ自体がお腹の中で滞りのもとになってしまいます。
その点、香りには弊害がない。
さらに、香りは五感の中でも、ストレートに脳につながる刺激とされています。
手軽で即効性も期待できるのです。
例えば、ロールオンタイプのアロマグッズを持ち歩いて、気分転換に使ってみたり。
これなら周りの人に気兼ねすることなく、自分だけの好きな香りを、どこでも楽しめますよね。
🩵空気を変えて気の流れを
気滞の対策としては、換気も行ってください。
さらに深呼吸して、体の中も換気しましょう。
気分がモヤモヤしてきたら、離れた窓を2カ所開けて、部屋の気を通して、深呼吸。
それだけで、堂々巡りしていた考えに風穴が空いたり、新しいアイデアが出てきたりします。
ストレッチなどで体を少し動かすのも、気を通すよい方法です。
鬱々してやる気の起きないときは、大きな変化をさせようと思わなくていいんです。
小さなことでできる『理気』を取り入れていくうちに、気持ちがゆるゆると変わっていくはず。
🩵どんどん活動する
ところで、漢方では5~7月が夏とされています。
この季節は、春に芽吹いた物を伸ばし、広げて成長させていく時期です。
どんどん活動して、いろんな人に会って、たくさん話をして、新しいことを始めて進めていきたいとき。
それが、この時期の“養生”です。
養生というと、体を休めることと思われがちですが、人の体には季節に応じた流れがあって、この時期は活動的に過ごすことが、次の時期につながる養生なんです。
ただし、五月病でもし気分がすぐれない時は、無理することはありません。
気の流れをよくして、元気を取り戻したら、動き出せばいい。」とのこと。
今の自分に合った養生を取り入れて、心地よい体を作っていきましょう🍀
