明日はまた気温がさがる予報ですので、寒暖差にお気をつけください😐
さて、今回は…
スポーツやたくさん歩いたあとに足が重だるくなったり、立ち仕事や座りっぱなしで足がパンパンになったり…
いつの間にか、足の疲れが当たり前になっていませんか?
その疲れ、仕方がないと放置していると、思わぬ足トラブルにつながる可能性もあるのだそう。
そもそもなぜ、足が疲れるとむくんだり、だるくなったりするのでしょうか。
今夜は、足の疲れからくる『むくみ』『だるさ』のメカニズムから足の疲労対策まで、足の専門医の先生に教えていただきます。
👣ふくらはぎは第二の心臓
足が疲れてむくんだり、だるくなったりする原因を知るために、まずは足が担っている役割を理解しておきましょう。
私たちの体内では、心臓から送り出された血液が、動脈を通って全身の細胞に酸素や栄養を届け、細胞から二酸化炭素や老廃物を回収し、静脈を通って心臓に戻ります。
動脈は、心臓の力強いポンプ作用によって血液を全身すみずみまで流すことができますが、静脈は心臓の力を利用できません。
とくに、体の一番下にある足に流れこんだ血液を心臓に戻すのは、重力に逆らって血液を汲み上げなければならないから大変です。
このときにポンプの役割を果たしているのが、ふくらはぎの筋肉。
ふくらはぎの筋肉が伸び縮みすることによって、筋肉内の静脈が圧迫され、血液が下から上へと汲み上げられていくのです。
そのため、ふくらはぎは第二の心臓と言われ、全身の血行を促進するうえでとても重要な役割を担っています。
では、ふくらはぎの筋ポンプ機能がうまく働かなくなると、どうなるでしょうか?
先生いわく「重力に引かれて血液が足にどんどん溜まり、やがて、血液の水分が血管の外に漏れ出します。
そして漏れた水分が皮下に溜まると足がむくみ、重だるさや痛みを感じるようになります。
さらに進むと、血液の逆流を防いでいる静脈弁が圧に耐えきれなくて壊れてしまい、血液が逆流する下肢静脈瘤を発症。
足の痛みをはじめ、足表面の凸凹や皮膚炎、潰瘍などさまざまな症状があらわれ、ひどくなると歩行困難になることもあります。
このような足の血行不良から起きる症状は、年齢では50代以降、性別では女性に多く見られます。
中高年以降に増えるのは、加齢による筋肉の衰えに加え、年を重ねるほど重力の影響を長く受けて血管も傷み、筋ポンプ機能が低下するからです。
また、女性に多いのは、妊娠時に胎児でお腹の静脈が圧迫され、足の血流が滞るためです。」とのこと。
👣足が疲れるとむくみ足、重だる足になる原因は?
では、足が疲れたときに感じる、むくみ・だるさは、どうして起きるのでしょうか?
その原因をシチュエーション別に、先生から解説して頂きましょう。
➜運動後に足が重くだるい
足をハードに使うスポーツや、よく歩いた後に生じる足の疲労感は、筋肉疲労によるもの。
オーバーワークによって疲労物質の乳酸が筋肉に溜まり、足がだるくなるのです。
また、乳酸が溜まると筋肉の動きが鈍くなります。
筋ポンプ機能が低下して血行不良となり、老廃物が排出されにくくなることも疲労を招きます。
➜立ち仕事で足がむくみ、だるくなる
ふくらはぎの筋肉を長時間動かさないでいることが原因です。
筋ポンプが働かないので足に血液が溜まり、むくみや重だるさを感じます。
また、血行不良による老廃物の蓄積も、足の疲労の一因。美容師や料理人など、立ちっぱなしの職業に多く見られます。
➜デスクワークで足がむくむ
これも立ち仕事と同様、ふくらはぎの筋肉を長時間動かさないために、足の血行が悪くなることが原因です。
とくに、近年はコロナ禍で在宅勤務が拡大し、一日中座りっぱなしで足のむくみ・だるさを訴える人が増えています。
➜扁平足で足がむくむ
足裏のアーチがなくなる扁平足は、歩くときにふくらはぎの筋肉が動きにくく、筋ポンプがうまく機能しません。
そのため、足がむくみやすくなります。
ここまで見てきたように、足の疲れからくるむくみ・だるさの原因は、足の血行不良によるものがほとんど。
すぐに病気になることはありませんが、『このくらい大丈夫…』『我慢できる…』などと放置していると、血行不良が徐々に進行し、足の静脈がふくれてこぶ状に浮き出る、下肢静脈瘤などを発症するリスクが高まっていきます。」と先生はいいます。
普段から足の疲れを予防・解消し、足に疲れをためこまないことが大切です。
次回は、セルフケアで足の疲労を予防する方法を教えて頂きましょう🍀
