中々お天気が定まりませんね🤔
さて、今回は…
気温や湿度などの気象要素は私たちの健康に影響を及ぼしますが、気圧の変化も体調を左右する大きな要因であることが分かってきました。
梅雨時は特に天気が不安定になります。
そこで今夜は、天気と体調の関係を知り、先生おすすめの適切なケアを学んでいきましょう。
🙄気圧の変化で不調が起きやすい体質?
まずは、気圧の変化で不調になりやすい体質かどうかセルフチェックをしてみましょう。
次の質問に2つ以上あてはまる人は、気圧の変化で不調が現れやすい傾向があります。
特に1~2に当てはまるならハイリスクです、と先生はいいます。
〜気圧変化による不調チェックチェックリスト〜
□ 1.雨が降りそうだと分かる
□ 2.季節の変わり目は具合が悪い
□ 3.乗り物酔いをしやすい
□ 4.耳鳴りがしやすい
□ 5.耳抜きが苦手
→2つ以上の項目に当てはまる人は気圧の変化で不調が現れやすい傾向があるとのこと。
特に1~2にチェックが入った人はハイリスクなんだそうです。
🙄天気痛のメカニズムとは?
そもそも天気痛とは、台風が近づくと頭痛がする、雨が降ると古傷が傷むなど、その人がもともともっていた症状が天気に影響されて現れたり悪化したりするものをいいます。
天気痛の症状は、頭痛、神経痛の悪化、めまい、肩こり、首痛、腰痛、眠気、耳の症状、気分の落ち込み、うつ、不安症など多岐にわたります。
これまでの研究で、気象要素の中でも、特に気圧の変化が天気痛の大きな引き金になっていることが分かってきました。
この気圧を感知するのが、体の平衡感覚をつかさどる内耳です。
天気痛は気圧の変化に内耳のセンサーが過剰反応し、その情報が脳に伝わって自律神経のバランスが乱れ、様々な不調を引き起こしていると考えられます。
そのため内耳が敏感な人は気圧の変化によるストレスが大きく、不調が起こりやすいのです。
寒暖差が大きく気圧の変化も激しい春先、低気圧が繰り返し前線に沿って動き、湿気も多い梅雨時、さらに夏から秋にかけての台風シーズンは特に天気痛が起こりやすいので注意が必要です。
片頭痛の人には気圧変化の激しい季節になると不安になり、眠れなくなったり、痛みがひどくなったりする人が多くいます。
こうした悪循環に陥らないためにも、天気と体の関係に気づき、適切に対処することが大事です。
🙄自分の天気痛パターンが分かる?!
天気痛には予兆が見られることが多く、よくある症状としては、めまい、吐き気、あくび、耳鳴りなどが挙げられます。
しかし、台風が来る直前に体調に変化が起こる人、台風の通過中に起こる人など、不調の起こるタイミングは人それぞれです。
こうした天気と体調の関係、不調が起きる自分なりのパターンを把握することが、天気痛脱出の第一歩となります。
体と天気の関係を知るには、1カ月間『痛み日記』をつけるとよいでしょう、と先生はいいます。
痛み日記は、本当に天気に影響されているのか、いつどんなタイミングで、どんな症状が起きるのかなどを知ることができ、それによって対処法も見えてくるといいます。
ちなみに、日記に必要なのは①天気、②気圧、③体調の変化、④痛みの強さ、⑤運動、⑥睡眠の6項目。
次回は、先生おすすめの天気痛を緩和するセルフケアをみていきましょう🍀