夜も熱中症にお気をつけください💦

さて、今回は…

これからの真夏の時期こそ、大事になってくるスキンケア。

今夜は皮膚科の先生に、毎日手軽にできる習慣や方法を学んでいきたいと思います。




自分には『隠れジミ』があると思っている人が88%というアンケートがあります。

だけど、実際に対策をしている人は、たったの21%。

残りの8割近くの人が、ケアできていないのだそう。

「何から始めていいのかわからない」
「生活の中で負担のないケアが知りたい」
と、これからシミができそうと心配しているからこそ、具体的な方法を知って実践してみませんか?!

ここから、隠れジミの原因やケア方法を皮膚科医の先生から教えていただきます。


☀真夏こそ注意したい隠れジミの原因とは?

隠れジミとは、シミの原因になるメラニンが肌の奥深くに蓄積され、シミになる一歩手前のシミ予備軍の状態。

つまり、目に見えていないシミだから、見た目では判断はできない。

とはいえ、いつシミになってしまうのかは気になるところ。

先生いわく「隠れジミは、一般的にどのくらいで肌に出てくるかの定義はありません。

その人の生活習慣や日々のケアによって変わってきます」とのこと。

では、そもそも「隠れジミ」はどうやって作られてしまうのでしょうか? 

その大きな原因は紫外線。

紫外線を浴びるとメラノサイトという細胞がメラニンを生成。

日々の生活習慣で酸化ストレスがプラスされて、紫外線ダメージが加速。

メラニンが生成されて、肌にシミとして現れてしまうというメカニズム。

さらに酸化ストレスは、たるみなどの老化現象も加速させてしまうことに…

「シミは一度できるとホームケアでは消せないため、シミになる予備軍のうちに対策する必要があります」と先生。

特に、7〜8月の時期は、紫外線がますます強くなるからこそ、これ以上『隠れジミ』を増やさないための対策は必須。

「毎日の紫外線ケアは、季節に合わせたケアが必要です。

さらに、食生活や睡眠などの生活習慣でのケアを掛け合わせた対策が大切です」と先生。

ちなみに、こんな人は要注意!
・紫外線を浴びている時間が長い
・肌のくすみやたるみが気になりはじめた
・お酒を飲む機会が多い、または喫煙している
・食生活や睡眠時間が不規則
など。
 


☀今日から始めたいスキンケア

ケア1➜汗や皮脂に強い日焼け止めを使おう

これからの時期は、外気の暑さで汗をかきやすく、皮脂もでがち。

そんな状況をカバーしてくれる水や汗に強い日焼け止め。

また紫外線量も多いため、SPF値が高く落ちにくいクリームタイプがベスト。

使う量は、中指と人差し指2本に、2㎝くらい出した量が適量。

それよりも少ないと紫外線防止効果も半減してしまうので注意。

落とす時は専用のクレンジングを使いましょう。

ちなみに、7・8月にベストな日焼け止めとして
・汗や皮脂に強いSPF50以上
・クリームタイプ
・指2本分、2㎝くらいを顔に塗る
が、おすすめです。


ケア2➜βカロテンとビタミンCを摂ろう

紫外線による活性酸素を除去してくれるのが、抗酸化成分のある食材。

ビタミンCを含む柑橘類やβカロテンを含むトマトやニンジンほか、アスタキサンチンが摂れる鮭やエビは積極的に摂りたい『隠れジミ』ケアの代表格。

ただし、ビタミンCは一定量を摂ると体内から排出されてしまいます。

こまめに分食したり、体内で蓄積してくれるβカロテンと掛け合わせて摂るのがおすすめです。

具体的には、ニンジンジュースやトマトソースなどを意識して、献立に上手に取り入れましょう。

おすすめ料理として…

・トマト缶を使った料理
・ニンジンジュースやニンジンサラダ
・鮭やエビのグリル
など。


ケア3➜睡眠時間の確保で酸化ストレスを減らす

先生いわく「一見、無関係に見えそうな睡眠も、実は酸化ストレスを左右するポイント。

睡眠時間は、最低でも6時間は確保しましょう。

また、熟睡できる環境作りも大切。

例えば、入浴は寝る直前だと体がほてり入眠しづらくなるため、2時間は開けるとベスト。

また、寝る前のスマホは穏やかな入眠を妨げるきっかけに😣

パジャマは、汗をかきやすい今の時期だからこそ、綿やシルクなど通気性のいい素材を選びましょう。

ちなみに、良質な睡眠のコツとして…

・入浴を2時間前に終える
・寝る直前までスマホを見ない
・パジャマは通気性のいい素材を選ぶ
など。


先生おすすめのスキンケアで、隠れシミをケアしましょう🙂