今夜は夜風が気持ちいいですね🎐
さて、今回は…
毎日使っている枕が臭い
頭皮の臭い… これって加齢臭?!
などといった悩み、ありませんか?
自分では頭皮の臭いに気づきにくいからこそ、臭っているのか不安になりますよね。
そこで今夜は、頭皮の臭いが発生する原因や、頭皮の臭いを改善するために重要な正しい頭皮の洗い方などを、専門家さんから学んでいきましょう。
🙄頭皮の臭いの原因は主に3つ
なんとなく頭が臭う気がする…
そんな時にはまず、臭いの原因を把握することが大切。
臭いの原因を確認したうえで対策を考えていくのが臭い対策の近道です。
頭皮の臭いの原因は大きく分けて3つ、それぞれの原因を確認してみましょう。
①頭皮の皮脂由来の臭い
頭皮は額や鼻筋(いわゆるTゾーン)と同様に大きく発達した皮脂腺が多数分布しており、体の中で最も皮脂分泌が盛んに行われる部位のひとつです。
そして頭皮が臭う原因として、誰の頭皮にもみられる皮脂を好むカビ(真菌)が皮脂を分解した後の皮脂分解産物があげられます。
さらに、頭皮の皮脂が分泌されて時間が経過すると、皮脂が酸化して古い油のような臭いを発するようになります。
いわゆる加齢臭なども皮脂由来の臭いの一種といわれています。
②汗や垢由来の臭い
頭皮から分泌された汗に頭皮の垢など汚れがまじりあい、菌が増殖して発生する臭いです。
頭皮が汗をかくイメージはあまりありませんが、実は頭皮は体の中でも最も汗をかく部位のひとつです。
体の汗の臭いと同じく、汗自体はほとんど無臭ですが、多量の汗をかいてそのまま放置することでいわゆる“すっぱい”汗の臭いが発生します。
頭皮の汗はタオルなどで押さえて、なるべく乾いた状態を保つようにしましょう。
また、夏季は紫外線対策などで帽子をかぶりますが、多量の汗が帽子内で分泌される上に帽子で覆われて汗が乾きにくいため、湿った状態が継続して臭いの原因になります。
暑いシーズンに帽子をかぶるなら通気性の良い素材のものがおすすめです。
また帽子は長時間かぶりっぱなしにせず、こまめに脱ぐように気をつけましょう。
③生乾きの臭い
シャワーや入浴などで髪の毛を濡らした後に、髪や頭皮を生乾きの状態のままで放置しないようにしましょう。
菌が増殖して、いわゆる“生乾きの臭い”の原因となります。
髪の毛を濡らした後は、ドライヤーなどでよく乾かすことが大切です。
頭皮に限らず足や脇などの臭いが気になる部位は、菌が増殖しないように乾いた状態をキープするようにしましょう。
入浴後など、短髪の方はタオルドライだけで終わらせがちですが、臭いが気になるようであればしっかり髪の根元から乾燥させてください。
また髪の量が多い方は、ドライヤーを使っても根元まで乾かしきれていない事もありますので注意が必要です。
ドライヤーで髪を乾かす際には髪をかきあげるようにして、最も乾きにくい髪の根元から乾かすようにします。
なお、ドライヤーの温風を同じ場所にずっと当てていると火傷や髪の毛の傷みの原因になります。
ドライヤーの正しい使い方のポイントとしては、温風の吹き出し口を髪や頭皮に近づけすぎないこと、ドライヤーを小刻みに動かしたり手で髪の毛を動かしたりしながら、一か所に温風が当たり続けないようにすることなどがあげられます。
ドライヤーを正しく使って生乾きの臭いの発生を防ぎましょう。
🙄頭皮の臭いを防ぐための正しいシャンプー方法
頭皮に発生してしまった臭い成分は、適切にシャンプーを行うことによって落とすことができます。
しかし、シャンプーが不十分で頭皮まできちんと洗えていなかったりすると、臭い成分が落ち切らないままになっていることもあります。
普段シャンプーで2度洗いしているという方も、やり方によっては1度のシャンプーでスッキリ洗えます。
頭皮の臭いを改善するために、正しいシャンプーの仕方を知っておきましょう。
①シャンプー前にブラッシングする
特に髪の長い方や髪の量が多い方は、髪を濡らす前にブラッシングを行いましょう。
ちょっとした汚れや、自然に抜け落ちた毛を除くほか、髪の絡まりを防ぎます。
そしてブラッシングを行う際には、いきなり根元から始めるのではなく、毛先の方から始めます。
毛の流れに沿って徐々に絡まりを解していきましょう。
この時、ブラシで頭皮をこすらないように気をつけてください。
②お湯で予洗いする
ブラッシングの後は、いきなり髪にシャンプーをつけるのではなく、まずは38~39℃程度のぬるめのシャワーで1分程度の予洗いを行います。
シャンプーをつけなくても、皮脂や整髪料など、お湯だけで汚れはかなり落とせます。
髪の内側に指を入れて、髪を分けながら頭皮の汚れをお湯で流していきます。
頭皮は爪などでこすらないように気をつけましょう。
③指の腹を使って頭皮をシャンプーする
シャンプーを手のひらにとり、少しずつお湯を加えてある程度泡立てます。
その後、頭皮にまんべんなくシャンプーが行き渡るようになじませていきます。
洗い残しの多い後頭部、耳の上や後ろも良くなじませましょう。
予洗いによってお湯で垢や皮脂など油性の汚れも浮き上がり、ゴシゴシこすらなくても汚れが落としやすくなっている状態です。
予洗いと同様に、髪の内側に指を入れて、髪を分けながら指の腹でやさしく頭皮を洗っていきましょう。
なお、髪の毛や皮膚は強固な“ケラチン”というタンパク質でできていますが、水で塗れている状態ではダメージに弱く、ゴシゴシ洗うと髪や皮膚を傷めます。
どちらも泡でやさしく洗うようにしましょう。
④しっかりすすぐ
すすぎはシャンプーにかけた時間よりも、長めにしっかりと行います。
髪の量が多い方は、髪の根元にシャンプーが残らないようにお気を付けください。
今まで、頭皮の臭いもすっきり洗うためのシャンプー方法をご紹介しましたが、新たな臭いの発生を防ぐためには、どのようなシャンプーを使うかも重要なポイントになります。
専門家さんおすすめの正しいシャンプー、気になる方は一度お試しください😊