各地で桜が咲き始め、その花につられ歩いてるうちになんと2万歩超えに!!

そんなたくさん歩いた足のケアについて、今夜は専門家さんから学んでいきましょう。



👣足は第2の心臓

足は血液を送り出すポンプのような役割をしていることから、『第2の心臓』と呼ばれるほど、私たちの身体にとって重要な働きを担っています。

足の筋肉をきたえたり、マッサージをして血流をよくすることは、全身の血液循環をよくすることにつながります。

また、足にはたくさんのツボがあります。

ツボとは、身体のさまざまな器官や内臓とつながっているとされる、末梢神経の集中した箇所のこと。

そのツボを刺激することで、対応する部位の鎮痛や、筋肉のコリの緩和などに効果があります。

不調があるときに、押すだけで効果を実感できるのも、ツボ療法の魅力ですね。

東洋医学では小さな部分もすべて体の縮図であるという考え方があります。

足の指から足裏、ひざなどのマッサージで、全身の健康を維持しませんか?!

たとえば、足三里(あしさんり)。

長寿のツボといわれ、刺激すると全身の脱力感や倦怠感がとれて心身ともに活力がわきます。 

場所は、ひざ下の窪みから指4本分下がった、向こうずねのすぐ外側にあるツボ。 

イスに座り、親指を足三里にあてて残りの指をふくらはぎに添え、やや強めに2~3分押しもみます。


そんな足ツボマッサージは、弱った機能を回復させるだけでなく、ほかにもさまざまな効果があります。

足は心臓から遠いため血流が悪くなりやすく、 体のなかでもっとも冷えやむくみの症状が出やすい箇所です。

足ツボマッサージを行うことで、溜まりがちな老廃物を流し、血液の流れを改善。

足裏だけでなく、足首を回したり、ふくらはぎをマッサージすれば、より効果的にむくみを解消できます。
 
また、足には自律神経を整えるツボもあるので、刺激することで身体が温まり、リラックスにも。

就寝前に行えば、スムーズな眠りへと導く手助けをしてくれるでしょう。

さらにマッサージを行っていると、徐々に足裏の筋肉がやわらかくなり、クッション性が上がるため、歩行の安定も期待できます。

転倒などの危険性が減るだけでなく、身体のバランスがよくなるため、 腰痛などの改善もつながるでしょう。

日常、足には大きな負担がかかっています。

足のツボを押すことは全身の健康増進にも役立ちますので、毎日お風呂上がりに 10 分程度、マッサージしてみてはいかがでしょうか?!