夜になり冷えてきました❄

さて、今回は…

寝ても中々消えない目の下のクマ。

今夜は、やっかいなクマのお話から。



🙄目の下はデリケートでトラブルが起きやすい

目の下はデリケートでトラブルが起きやすいく、睡眠を軸に生活リズムを整えることが大切といいます。

まずは、目の下にクマができる原因からみていきましょう。

目の下の皮膚に次のような特徴があります。

➜皮膚が薄い
カラダの皮膚の中で、目の下の皮膚はもっとも薄いと言われています。

そのため、毛細血管を通る血液が透けて見えたり、メラニンによる影響が皮膚に現れやすいのです。


➜乾燥しやすい
目のまわりの皮膚には、汗腺や皮脂腺が少ないです。

汗や皮脂は、肌の潤いを保つために必要。

その分泌量が少ないため、皮膚が乾燥しやすいのです。

そのため、小じわができたり、肌のキメが乱れやすくなります。

また、目の下のクマはすべて同じではなく、原因や症状によって、青クマ、茶クマ、黒クマの3種類に分けられます。


🙄青、茶、黒の3種類のクマの原因&対処法

➜青クマ
目の周りにはたくさんの毛細血管が通っています。

毛細血管が血行不良を起こすと、目の下の血管が滞り、静脈がうっ血。皮膚が薄いので、血管が青く透けてしまうことで発生します。

⇨原因
血行不良を引き起こす原因は…
・生活習慣の乱れ
・睡眠不足
・疲労
・冷え
・ストレス
・パソコンやスマートフォンの長時間使用
・ホルモンバランスの乱れ  など。

⇨予防法
・睡眠、食事など生活リズムを整える
・血行促進につながる運動への取り組み
・湯船につかってカラダの深部をあたためる
・カラダをあたためる食べ物の摂取
・ホット&コールドタオルで血行促進 など。

たとえば…

水で濡らしたタオルを電子レンジで30~60秒ほど温めたものと、冷蔵庫で冷やしたもの2つを用意します。

目を覆うように、1分ごとに交互にのせます。


➜茶クマ
目の下の皮膚が紫外線にさらされ、メラニン色素が沈着することで茶色っぽく変色。

本来、皮膚の新陳代謝でメラニンは排出されるのですが、ターンオーバーが乱れると皮膚に残ってしまいます。

⇨原因
・紫外線によるダメージ
・目の周りのこすり過ぎ
・長時間のメイク残り など。

⇨予防法
・メラニンをふやさないUV対策
・乾燥から目元を守る保湿対策
・メイクをきっちり落とす
・肌のターンオーバーに関係する生活習慣
(睡眠、栄養、ストレス発散、適度な運動)を整える


➜黒クマ
紫外線や加齢によるたるみ、老廃物をためこんだむくみなどで目の下にふくらみができ、その影で黒ずんで見えます。

また、目の周りの筋肉が衰えると、眼窩(がんか)脂肪と呼ばれる瞳のクッションの役割をする脂肪が前に出てしまいます。

そのふくらみの影も、黒く見える原因になります。

⇨原因
・肌のハリ、弾力の低下
・目の周りの筋力低下

⇨予防法
・ハリ、弾力の低下、たるみにつながるUV対策
・肌老化を防ぐアンチエイジング対策
・血行、血流改善
・たるみを引き上げるマッサージ


また、クマの種類が分からない場合は、目の下の皮膚を指で横に引っ張って確かめましょう。

引っ張った時に皮膚だけが動き、クマは動かない 
→青クマ

引っ張った時にクマと皮膚が一緒に動く 
→ 茶クマ

引っ張ったらクマが目立たなくなる 
→ 黒クマ



🙄睡眠を軸に生活リズムを整えることが大切

3つのクマには、それぞれ原因はあるものの、いずれにも共通するのは血行不良の改善です。

さらに紫外線によるダメージも、肌のターンオーバーも、血行に関係します。

そんな血行不良は主に、不規則な生活や偏った食生活などで起こる症状です。

つまり、血行促進には、生活習慣を整えること。

たとえば…
・規則正しい睡眠習慣
・朝食をきちんと食べる
・1日3食きちんと食べる
・入浴で深部体温をあげ、スムーズな入眠につなげる
・血行促進にもなる運動を行う
などが挙げられます。

目の下のクマを隠そうとするよりも、今の生活習慣を見直す努力をしたほうが、根本的な原因解決になりそうですね。


目の下のクマは、ある意味、カラダからのサインかもしれません。

血行が悪くなり、肌に栄養が届かず、たるみやむくみも出てしまう。

それはカラダ中で起こっていることで、目の下に症状として現れているのではないでしょうか。

血行不良の改善と生活習慣の改善で、しぶといクマを撃退しましょう✊