寒〜〜い1日となりました⛄

さて、今回は…

冬になると、体がなんだかだるく感じることはありませんか?!

冬には、日中は比較的暖かくても、夜になると急に冷え込んだり、暖房の効いた屋内と屋外の温度差が大きくなったりします。

このように寒暖差が大きくなると、体のさまざまな機能を調節する自律神経の働きが乱れて、疲れを感じやすくなるのだそう。

そこで今夜は、寒暖差が引き起こす体調不良 “冬バテ”について学んでいきましょう。




けん怠感、肩こり、頭痛、不眠、めまい、便秘、下痢、気分の落ち込みなど、さまざまな不調の原因となる冬バテ。

冬バテ解消5つの極意を先生から教えていただきましょう。

「冬バテの予防や改善には、自律神経の働きを整えることが大切です。

冬バテを解消する5つの極意を紹介します。

冬だけでなく、台風や雨の日など、気圧の変化による不調の改善にも役立つことが期待できます。

👉耳ストレッチ

耳の上の方に、自律神経に作用する神門(しんもん)というツボがあり、耳たぶのうしろの骨が出っ張っている辺りには翳風(えいふう)などのツボがあり、ストレッチによってこれらのツボが刺激され、脳の視床下部に作用し、自律神経の働きを整えることができると先生はいいます。

では、早速やり方を。


①親指と人差し指で両耳を軽くつまみ、5秒ずつ引っぱります。

②耳の上をつまみ、上に引っぱる。

③耳たぶをつまみ、下に引っぱる

④耳の横をつまみ、横に引っぱる

⑤耳を軽く横に引っ張りながら、後ろへ5回ゆっくり回す。

⑥耳の上下を折り曲げるようにしてくっつけ、5秒間保つ。

⑦手のひらで耳全体を覆い、後ろ方向に円を描くようにゆっくり回す。
これを5回行う。(※1日1分繰り返す)


👉呼吸法

ゆっくりとした腹式呼吸を行うことで、自律神経を整えることができます。

1日1分、タイミングを決めて行うとよいでしょう。


①いすに座り肩の力を抜く。おなかがへこみ、横隔膜が上がるのを感じながら、6秒かけて口から息を吐く。

②1秒止め、おなかが膨らみ、横隔膜が下がるのを感じながら、3秒かけて鼻から息を吸い、1秒止める。これを繰り返す。(※1日1分繰り返す)


👉3つの首を温める

首、手首、足首が外気にさらされると、体温が下がりやすいと言われています。

自律神経に負担をかけないようにしっかり温めましょう。


👉体内時計を整える

自律神経をコントロールする体内時計が乱れると、自律神経の働きにも悪影響が及びますので、体内時計を整えることが重要です。

たとえば…
・朝、太陽の光を浴びる
・朝食を食べる   など。

朝に太陽の光を浴びると、体内時計がリセットされます。

また体内時計は、脳だけでなく内臓や筋肉にも存在しています。

これらのずれが大きくなるほど、自律神経が乱れやすいです。

朝食を食べると胃腸が働き、同調させることができます。


👉適度な運動

運動には自律神経を整える働きがあるため、毎日できるような運動習慣をもつとよいでしょう。

たとえば…
軽いウォーキングやラジオ体操
ヨガ、ストレッチ  など。

もし、夜遅くに行うのなら、ヨガやストレッチなど軽いものがおすすめです。

また、軽い運動の後に入浴すると、自律神経が整って寝つきもよくなります、と先生。

先生おすすめの方法で、冬バテを解消してみませんか?!