夜になり急に冷えてきましたね⛄

さて、今回は…

ダイエットや美容のために腸活を意識している人は多いかもしれません。
 
弱っていても気づきにくい沈黙の臓器と呼ばれている肝臓こそ、実はダイエットや美肌のためにケアすべきエリアだということをご存じですか?

そこで今夜は、肝臓のお話を先生から学んでいきます。



 
肝臓は人体で最大のサイズ、最重量、最高温度の臓器であまりに機能が多いため、脳と同様に人工臓器がつくれないと言われています。

肝臓は小腸で吸収された栄養素をカラダが利用できる形につくり変えるまさに化学処理工場といった役割を担っているのです。

食事のコントロールやストレス対策などの守りのケアも必要ですが、皮膚を通して間接的に触ることができるため実は攻めのアプローチも可能なのだそうです。

健康と美容のために今こそ肝臓をいたわるケアをはじめませんか。


🙄痩せない理由は肝臓にあり

ダイエットには基礎代謝を上げることが効率的で、筋肉を増やすことで基礎代謝が上がることはよく知られています。

そのためダイエットには、運動や筋量アップが欠かせないという認識があると思います。

基礎代謝の臓器・組織別の内訳を見ると、筋肉に次いで消費比率が高いのが実は肝臓なんだとか。

先生いわく
「運動により痩せることはイメージできますが、肝臓を活性化させることもダイエットの重要ポイントと言えるでしょう。

逆に肝臓に負担のかかる飲食や生活習慣は改める必要があります。

そして肝臓は、食事で摂りこんだ栄養分を体内で利用できるように加工・貯蔵・解毒し、胆汁の生成・分泌などを行います。

その過程で欠かせないのがビタミンとミネラルです。

ビタミン・ミネラルが多く含まれる食材は、野菜・きのこ・海藻などですが、ダメージを受けた肝臓を修復するために良質なタンパク質を摂ることも大切です。

肉や魚だけでなく豆類、卵、乳製品などのタンパク質をバランスよく摂るとよいでしょう。」との事。


🙄肝臓は美肌づくりの工場?!

肝臓はアルコールの分解にも関わりますが薬の代謝、有害物質の解毒、デトックスなどを担っています。

さらに腸で吸収した栄養素の貯蔵や消化に必要な胆汁の合成などカラダをつくるための材料の供給に関わっています。

たとえば肌や髪などが美しい人は、肝臓機能が整っていると考えられます。

インスタント食品や加工食品は添加物が多く含まれる場合があり、その解毒に肝臓が酷使されるためできるだけ摂るのは避けたいものです。

また、便秘をすると腸内に発生した有害物質を解毒するために肝臓に大きな負担がかかるので、便秘予防に食物繊維を積極的に摂ることも大事です。


🙄ストレスに負けない免疫のかなめ

睡眠不足が続いたり、疲れが溜まっていたりするとそれだけで肝臓が担っている解毒作用が追い付かずカラダの中の老廃物が滞っている状態になります。

先生いわく「漢方では『肝は血を蔵す(かんはけつをぞうす)』と表現するように、肝臓には体中の血液が集まるためウイルスに感染した細胞や、老化した細胞も集まってきます。

肝臓が適切に老廃物を処理できないことが病気の原因につながることもあるのです。

肝臓がいきいきとしていることは免疫力アップの鍵になります。

そのために栄養面だけでなく睡眠の質を高めることや、ストレスを発散してこころとカラダのダメージを減らすことは免疫力を上げるために重要なのです。

次回は、肝臓マッサージで攻めの肝活についてお伝えします🙂