今日は良いお天気になりましたね☀
さて、今回は…
腰が痛い時に温泉に入ったら治るのでは?と、思われたことはありませんか?!
温泉に入り血流を改善させることで、腰痛は改善しそうに思えますが、温泉に入ることで悪化してしまう可能性のある腰痛もあるといいます。
そこで今夜は、温泉と腰痛のお話から。
🙄全ての腰痛に温泉は効果的ではない?!
温泉は腰痛を和らげる効果はあるのでしょうか。
先生いわく「温泉には腰痛を和らげる効果がある場合もありますが、温泉に入ってはいけない腰痛もあります。
そもそも腰痛は、慢性腰痛、急性腰痛と2種類あり、慢性腰痛のみ温泉で腰痛を和らげる可能性があります。
急性腰痛は炎症が起きている可能性があるため、温泉に入ることで腰痛を悪化させてしまう原因となるので、注意が必要です。
ちなみに慢性腰痛とは、3ヶ月以上腰痛が続いているものを指します。
長い間腰痛が続いているので、温泉に入って体をしっかり温めることで血液が循環し、腰痛の改善に繋がる可能性があります。
また、精神的なストレスから腰痛を発症する場合もあるので、温泉に入って心からリラックスすることで腰痛を和らげる効果もあります。
また急性腰痛は、ぎっくり腰や急性腰椎椎間板ヘルニアなど、痛みが出てから日が経っていない腰痛を指します。
急性腰痛の場合、腰に炎症が起きているので、温めてしまうことで痛みを誘発する物質が出るのを促進してしまい、腰痛が悪化してしまう可能性があります。
急性腰痛の場合は、腰を冷やすことで改善する可能性があります。」とのこと。
では、急性腰痛は自宅のお風呂にも入らない方がいいのでしょうか?
「自宅のお風呂でも湯船につかれば腰を温めてしまうため、腰痛を悪化させてしまう原因になる場合があります。
3日~1週間ほどは、腰が温まらないようにシャワーで済ませることをおすすめします。
腰に熱感がある場合などはできるだけ温まらないように対処しましょう。」と先生はいいます。
🙄腰痛を和らげる温泉の入り方やポイント
では、腰痛に効く温泉の入り方はあるのでしょうか。
「腰痛に効く入り方のポイントは“38~40度ほどのお湯に10~15分ほど長めに入る”ことです。
理由は、ゆっくり温泉に入ることで体が芯から温まって硬くなった筋肉がほぐれるからです。
慢性腰痛の場合、腰回りの血行不良が起きている可能性があるため、温泉に長めに入ることで血行不良が改善されることがあります。
また、腰痛改善をより効果的にするポイントは、“上がった後、体が冷えないように保温すること”です。
なぜなら、全身にすぐに体を冷やしてしまうと、血流の流れは悪くなってしまうからです。
腰痛を改善させるためには体を長く温めることが大切ですので、温泉から上がった後に体が冷えないように、しっかり保温するようにしましょう。
さらに、腰痛を悪化させないための注意点は2つあります。
1つ目は、“急性腰痛の場合は腰を温めないこと”です。
急性腰痛かどうか判断が難しい場合は、近くの整形外科を受診することをおすすめします。
2つ目は、“慢性腰痛でも熱すぎるお湯は控えること”です。
熱すぎるお湯は刺激が強いため、体の負担になります。
また、体の深部まで温まっていない可能性もあるため、38~40度ほどのお湯に長めに浸かることをおすすめします。」と先生はいいます。
🙄腰痛にならないために
急性腰痛や慢性腰痛にならないために、“運動習慣”をつけておくといいでしょう。
なぜなら、運動をしておくことで血行不良を避けることができるからです。
また、普段から筋肉を使っておくことで、急性腰痛となる確率を下げることにもつながります。
まずは、無理のない範囲で1日20~30分の運動を週に3回程度から始めるといいでしょう。
また、ウォーキングやストレッチでも腰痛予防になるので、ぜひ実践してみてください、と先生。
お悩みの方も多い、腰痛。
ご自身の症状に合わせて、入浴を活用しましょう。