降り出しましたね☔
さて、今回は…
製薬メーカーが行った、熱中症対策に関する意識調査で、発汗を伴うような運動や行動をしていない人、また、コロナ禍前と比べて体力の衰えや、体がなまったと感じている人が多くいることが明らかになったそうです。
これについて、熱中症について詳しい先生は、筋肉の衰えや基礎代謝の低下によって『汗不足』を引き起こし、体温コントロールの機能が破綻することから、今年は特に熱中症に注意が必要だと指摘します。
そこで今夜は、今夏の熱中症対策のポイントについて学んでいきたいと思います。
💦汗不足
コロナ禍3年目となる今年は、気温上昇や外出機会の増加で、熱中症リスクが高まると予想されているのだそう。
さらに『汗不足』で汗をかきにくい体質になると、暑熱順化できずに熱中症リスクが高まるといいます。
早速、詳しくみていきましょう。
熱中症対策に詳しい先生いわく
「コロナ禍3年目となる今年は、気温上昇や外出機会の増加で、熱中症リスクが高まると予想されます。
意識調査において、熱中症に対する予防意識がどの程度あるか調査したところ、約6割(56.0%)の人が『外出するときは、こまめな水分補給や帽子着用など、熱中症予防を意識している』と回答しました。
昨年は、気温がそこまで上がらなかったことや、コロナ禍かつ、世界的なスポーツの祭典の開催で外出しない方が多く、熱中症患者数は少ない年でした。
一方、今年は、昨年と真逆の状況で、例年より気温上昇が予想されるほか、外出機会が増加しやすい環境から熱中症患者数が増加すると予想しています。
そして夏本番前のこの時期は、まだ体が暑さに慣れていないことや、気温の寒暖差が激しいため熱中症になりやすく、特に5月や梅雨時期は注意が必要です。
また『汗不足』で汗をかきにくい体質になると、暑熱順化できずに熱中症リスクが高まります。
普段の生活における発汗を伴うような運動や行動(通学・通勤など)の有無について調査したところ、6割以上(60.8%)の人が、『していない』(全くしていない+あまりしていない)と回答しました。
コロナ禍で室内にいることが多くなり、暑い季節に冷たい空間にいる時間が長くなることで、暑さに鈍感になり、外に出かけても汗が出にくい状態になりやすく、熱を溜め込んで体温をコントロールできなくなってしまうのです。」と、先生は話します。
💦体脂肪の増加や基礎代謝の低下が原因?!
また、コロナ禍前(2019年12月以前)と現在の、自身の体重変化について調査したところ、約3人に1人(37.5%)が体重が『増加した』(非常に増加した+やや増加した)と回答しました。
さらに、コロナ禍前と現在で、体力の衰えや体がなまったと感じたことがあるか聞いたところ、約6割(57.3%)の人が『感じる』(感じる+やや感じる)と回答。
この結果から、外出機会の減少や運動不足などを背景に、コロナ禍前と比べて体重増加や体力の衰えを実感する人が増えていることがうかがえます。
そして、皮下脂肪が多いほど体内の熱を外に逃しにくくなるため、筋肉増加以外の体重増加には注意が必要といえるでしょう。
さらに、体重増加した人が汗をかかなくなった自覚があるかどうかを調査したところ、約7割(67.3%)の人が『あてはまる』(あてはまる+ややあてはまる)と回答しました。
先生は「『汗不足』の要因は2つあり、体内の水分量が減少していること、また、自律神経が乱れて汗腺からの分泌量をコントロールできなくなっていることが考えられます。
そして、その2つの症状が起こる理由として、体の水分量と筋肉量が少なく、脂肪量が多いことです。
コロナ禍で体の衰えを感じている人は、筋肉ではなく脂肪が増えているため、体脂肪量が増えれば増えるほど体の水分量が少なくなるため、汗をかきたくてもかけない状況になります。
また、体脂肪の増加によって、汗をかきにくい体質になり、熱中症リスクを引き上げるのです」と言います。
💦『汗活』と『手のひら冷却』
熱中症対策として先生いわく
「『汗不足』の原因を取り除くための対策として、水分を多めにとることや、汗腺をつかさどる自律神経を発達させ、汗をかきやすい体にすることが大切です。
また、定期的に水分摂取量を増やしたり、体の筋肉量を増やしたりするだけではなく、汗腺の自律神経を鍛える訓練として、暑い・寒い環境に慣れるほか、暴飲暴食・アルコール・喫煙を避け、十分な睡眠をとるなどの規則正しい生活を心がけてください。
これら『汗不足』を解消する取り組みを『汗活』と称し、正しく暑熱順化ができる状態を目指しましょう。
また 家の中での『汗活』では、水分を貯める力がある骨盤周りの筋肉量を増やすことが重要です。
テレワークなど家の中で座り続けている状態が続くと筋力が低下するため、スクワットや座りながら足を動かすような動きをすることで、筋力の衰えを防ぎましょう。」とのこと。
そして外出先では、『手のひら冷却』を実践し、体温を下げることも大切。
手のひらには静脈と動脈の血管が多く、外部環境の温度変化を受けやすい場所なので、そこを冷やすることで体温をコントロールできるようになっています。
手のひら冷却は、15℃程度の温度で冷却することで効果が期待されています。
外出先でできる熱中症対策として、新型コロナウイルス感染症対策で推奨されている15秒間の手洗いをしながら、熱中症対策もできる『手のひら冷却』が一石二鳥。
ポイントは、保冷剤などの冷え過ぎたものを使用しないことです。
血管を収縮させてしまい逆効果になるため、注意が必要です。
これから訪れる夏に向かって、今から整えていきましょう✊
