風の強い一日でしたが、夜になりグンと気温が落ちましたね🎐


さて、今回は…

夏になると特に気になるお肌のシミ。

これだけの陽射しが照りつける中、紫外線対策されている方も多く見かけます。

最近では、男性でも日焼け止めや日傘などで、守るケアをおこなう美意識の高い方も多くなりました。

そこで今夜は、そんな日焼け対策を内側(体内)からも行うシステインのお話から。





健康的な肌には、本来 古い細胞から新しい細胞に入れ替わることにより、きれいな肌を保つ力が備わっています。

この一定のサイクルで、肌が新しく生まれ変わるしくみを肌の代謝、つまりターンオーバーと呼びます。

トラブルのないきれいな肌を保つためには、このターンオーバーが正しいサイクルで繰り返されることが大切な条件となります。

ターンオーバーのサイクルが乱れると、シミ・そばかす、肌荒れ、ニキビなどのさまざまな肌トラブルが起きやすくなってしまうのです。


🙄ターンオーバーのしくみ

通常肌は、約6週間で新しく生まれ変わるといわれています。

表皮の一番奥にある基底層から新しい肌細胞がつくられ(生成)、それが上へ上へと押し上げられて、肌の表面に出てきます(成長)。

やがて、それが垢や古い角質として剥がれ落ちて(排出)、新しい細胞と入れ替わっていきます。

この繰り返しがターンオーバーのしくみです。

このターンオーバーが乱れると、基底層でつくられた黒色メラニンが上手く排出されなくなることによる色素沈着(シミ)や、肌のキメが乱れることによる肌荒れなどの肌トラブルが起きやすくなってしまうのです。


🙄ターンオーバーを正常に保つには?

すこやかで綺麗な肌のためには、ターンオーバーが正しいサイクルで行われることが大切です。

ターンオーバーを正常に保つために基本となるのは、毎日の生活習慣、つまり、食事、運動、睡眠の3つです。

特に、内側からのケアでもある食事はとても大切です。

毎日の食事を通して、肌に良いとされる栄養素をきちんと取り入れましょう。

なかでも、肌に必要なビタミン類やミネラルを積極的に摂取すると、ターンオーバーを助けてくれます。

また、アミノ酸の一種であるL−システインも、ターンオーバーを正常化することによって、肌の再生を促し、肌トラブルを改善する効果がある成分として言われています。

L-システインは 、体の内側から代謝を促すはたらきをもち、抗酸化作用もあるアミノ酸。

皮膚、髪の毛、爪などに多く存在しており、シミ・そばかす、肌荒れなどのトラブルの無いきれいな肌を保つ上で欠かすことができません。

ちなみに、L-システインを含むシステイン(*シスチン)を多く含む食品として小麦、大豆、かつお節などが知られています。

毎日の食事できれいな肌を維持するための十分な量を確保することは難しく、不足しやすいと考えられているので、シミ・そばかす、肌荒れなどの肌トラブルが気になるときは、L-システイン配合の医薬品を試してみるのもよいかもしれません。

*L-システインはシステインやシスチンという形で食品に含まれています。

システインとは人の身体を構成するアミノ酸のひとつでL-システインとD-システインがあり、シスチンとは2つのシステインが結合したものです。


🙄システインのはたらき

L-システインは「ターンオーバーを正常化」「体の代謝(エネルギー産生)をサポート」「抗酸化作用」の3つのはたらきにより、体の内側からシミ・肌荒れなどの肌トラブルを改善し、体の疲れ・だるさに効果を発揮します。


・肌の代謝(ターンオーバー)を正常化

L-システインは、肌の代謝(ターンオーバー)のサイクルを正常化するはたらきをもっています。

これによりシミ・肌荒れなどの肌トラブルを改善し、きれいな肌へと導きます。


・体の代謝(エネルギー産生)をサポート

L-システインは、体の新陳代謝を促すことにより、体に必要なエネルギーを効率良く産生することをサポートします。

エネルギー不足を改善することにより、全身倦怠(疲れ・だるさ)を軽減する効果があります。


・抗酸化作用

L-システインには、ストレスや紫外線などで生じた活性酸素を除去する抗酸化作用があります。

活性酸素は増えすぎると、細胞にダメージを与え、肌トラブルなどを起こしてしまいます。

L-システインはそんな増えすぎた活性酸素を除去し、肌荒れ・ニキビなどの肌トラブルなどを改善すると言われています。


この他に、二日酔いの症状の緩和にも。

二日酔いの主な原因は、体内に入ったアルコールが代謝されてできる有害物質(アセトアルデヒド)にあります。

これが体内で増加することにより、頭痛や吐き気などの症状があらわれます。

L-システインは、この有害物質を無毒化する体のはたらきをサポートすることによって、二日酔いの症状にも効果を発揮すると言われています。


さらに、疲れの回復にも。

そもそも、ストレスや睡眠不足などは活性酸素(酸化ストレス)を取り除く体の機能を妨げます。

そして過剰となった活性酸素により細胞がダメージを受け、体の機能が低下します。

エネルギーを作り出すための代謝も滞ってしまうため、疲れを感じる状態になります。

そんな疲れを回復するには、体の代謝を助け、必要なエネルギーを効率よく作り出すことが大切です。

そのためには、栄養素をエネルギーに変換する酵素の働きを助けて、エネルギーをつくるTCAサイクルをスムーズに回す、L-システインを摂取するなど内側からのケアが重要です。

L-システインの摂取以外に食生活や睡眠、心身のリラックスなど、生活習慣も見直しながら、たまった疲れを回復しましょう。

様々な効果が期待できる、L-システイン。

気になる方は、一度試してみてはいかがでしょうか?!

弁当を届けた実家の帰り道、夜の媽祖廟🚢