日常的ないらだちを超える、深刻なストレス、例えばがんの診断や離婚、愛する人の死などであっても、その直後は自分を成長させてくれるように働きます、と教授は話します。
ストレスから悪影響も受けたとしてもなんだそうです。
ストレスによってもたらされるもので最も有害なカラダの反応は、トラウマによって長期間コルチゾールの濃度が高止まりしているときに起こるのだとか。
それは慢性的な炎症のほか、食べ過ぎや記憶障害などにつながってしまうもの。
一方で、感情的な面では別で、厳しい試練に直面すると、“トラウマ後成長”と呼ばれる現象を経験し、試練をきっかけに、ポジティブな生活に転換できるようになるのです、と教授。
「トラウマを経験した人々の少なくとも半数、おそらく3分の2は人生がポジティブな方向に進んだと報告しています」と、大学の心理学教授は話します。
もちろんつらい不幸を経験した人が、それに耐えてハッピーだと感じなければならないというのとは違うそうです。
「でもそうした困難に向かおうという人々は、避けたり、無視したりしようとするよりも、強い目的意識を持てたり、物事の意義を深く感じられたり、愛する人とより強く絆を持ったりできるのではないでしょうか」と、教授はいいます。
☆問題をポジティブに捉える
例えば、スピーチが苦手な人が地元の集まりで何か発表しなければいけなくなったとしましょう。
典型的なストレスを感じる場面。
心拍数が上昇して血管は収縮します。
ストレスが心臓血管の疾患と結び付けられる一つの理由です。
でも、もしスピーチのストレスが気持ちのいいものだと考えられるならば話は別。
例えば、注目されて、よりパワフルに話すために必要なエネルギーの源なんだとストレスを捉える。
すると、血管はむしろ弛緩してくるのだとか。
ストレスについての考えを変えるのは簡単なことではありませんが、やってみる価値はありそうです。
生理学的に見ると、心拍数の上昇と血管の弛緩の組み合わせは喜びや勇気を抱いたときに起こるもの。
ストレスについての考えを変えられれば心臓血管の健康に良いインパクトになるのだそう。
大学が行った研究によると、ストレスを役に立つと考えることで、健康だけではなく、幸福感、人生への満足度にもつながって、仕事の能率を改善してくれるそう。
ストレスは良いものと考えられると、ポジティブな感情を手に入れられる。
一つにはストレスを感じている事実に気をやまないからです。
ストレスが役に立つと信じていても置かれた状況が変わるわけではありません。
金銭的な問題、配偶者の病気などは不変。
「しかし、わずかながらも希望と自信も抱ける。
ポジティブな感情を持つ人は、モチベーションや健康を維持しながら長い道のりを行けるのです」と言っています。
捉え方を変えてみる挑戦はしてみる価値がありそうですね(^^)
