私のサロンでも、よく伺うお悩みに “むくみ” があります。

男性はあまり感じませんが、女性は敏感に日々気にしている方が多いむくみ。

立ち仕事の人などは一日で足がパンパンになってしまい、朝と夜で足の太さが全然違う!みたいなこと、ありますよね。

実際、足のサイズは一日で1サイズくらい大きくなってしまうので、靴は夜買った方がいいって話もあるくらい。

では、そもそも何でむくむのでしょうか?

今夜は、そんなむくみのお話から。


⚫むくみは水分

むくみ(浮腫)は、体の水分が異常に一部に溜まっている状態です。

また、足などがむくみやすいのは、心臓から遠い部分なので血流が悪くなり、重力も手伝ってむくみやすくなるためです。

なので立ち仕事の人や、一日中ずっと同じ姿勢が続く人などに、むくみは出やすいという訳です。

では、むくみの原因とは何でしょう?


⚫血液の循環不良やリンパの停滞

むくみの原因として、まず第一に挙げられるのが「血行不良」と「リンパの停滞」です。

静脈には、余計な水分や老廃物を回収し排出する働きがあるのですが、この静脈の流れが悪くなってしまうと、それが正常におこなわれません。

そのため、むくみとなるのです。

また、リンパにも同じようなことが言えます。

リンパ液には、静脈と同じように水分や老廃物を体外へ排出する役割があります。

なので、リンパの流れが滞ってしまうと、体内に余分なものが蓄積され、むくみとなるのです。


⚫運動不足

先ほどのリンパ液ですが、これは血液でいう心臓のように、ポンプの役割となるものがありません。

では、どのようにして流れているのかというと、リンパのまわりにある筋肉が動いたとき、その動きに乗って流れるのです。

ここまで言ったらお気づきの方もいるかもしれませんが、運動不足で筋肉をあまり動かさないようになってしまうと、リンパがうまく流れなくなり、むくみの原因となります。

一日中同じような姿勢で作業する人にむくむ方が多いのは、そのような理由があるからなんです。


⚫内臓疾患や甲状腺機能低下

また、甲状腺機能が低下すると、体の中に水分がたまるようになります。

余分な水分は、むくみの原因のひとつです。

体中の水分が排出されないとなると、足だけでなく、腕や顔など、さまざまな箇所がむくんできます。  

顔全体がむくみ、まぶたが重く視界が狭くなったり、喉がむくんで声がうまく出せなくなることも。

そのような方は、早めに病院へ行って診察してもらうことをおすすめします。


⚫アルコールの摂取

アルコールを摂取すると、血液内の水分が血管の外に出てきます。

その外に出た水分がむくみの原因となるのですが、血中の水分量が減ると、脱水状態だと脳が認識し、喉が渇きます。

そこでさらに水分を摂り、お酒を飲んで血液から水分が出ていき…
とエンドレスなると、悪循環になってしまいます。


⚫体温調節機能の低下

体温調節機能が低下するということは、体温が低くなってしまうということ。

体が冷えると、血行が悪くなったり、筋肉が硬くなったりします。

先にも書いたように、血行不良や筋肉が動きにくいということは、むくみの原因となるので、結果的に体温調節機能の低下はむくみにつながるのです。

冷え性の方や、基礎体温の低い方(低体温症の方)などは、きちんと体を温めるよう努めましょう。

さらにむくみが悪化すると
むくみによって引き起こされる「下肢静脈瘤」が悪化すると、潰瘍ができてしまう可能性があります。

下肢静脈瘤は血液の逆流を防ぐ静脈の弁が正しく閉じなくなり、血液が逆流することによって起こる病気です。

この病気が悪化すると“うっ滞性潰瘍”と呼ばれる症状を引き起こします。

こんな風にならないために、むくみは日々解消していきたいところですが、自分で押したり、道具を使ったりするのは面倒臭い…

そんな人は、食事でむくみを解消しましょう!

次回は、むくみと食事のお話から(^-^)