今日は、昨日お客様よりご質問があった「早朝に目が覚めてしまうxxx」というお悩みについてのプチ情報をお伝えします。


「睡眠相前進症候群」

そもそも睡眠の時間帯がずれてしまう原因 は、生体リズムが年齢とともに短 くなってくることと関係があるとも考えられています。
そのため、歳 とともにこの病気が増えるようで す。睡眠リズムだけでなく、体温 の変化や睡眠ホルモン・メラトニ ンの分泌パターンもずれているこ ともよくあります。

また、生体リ ズムを司る時計遺伝子の異常が原 因で起こる、家族性の睡眠相前進 症候群の方もまれにいます 。

などを診断するため に重要なことは、実際の生活パタ ーンを確認することです。


ちなみに睡眠相前進 症候群の方は、夜型か朝型かを判 定する「ひばり-ふくろう型質問 紙」という判定があります。これによって典型的な朝型と判 定されます。

また以下のように、寝る前の準備も大切です。

・ゆっくりとお風呂に入る

お湯の温度は38度~40度 くらいのぬるめのお湯で、 ゆっくりと浸かります。体の 芯まで暖めると、体は体温を 少し下げようとします。その ときに副交感神経(眠る神 経)のスイッチが入ります。
副交感神経(カラダを休める 神経)は、体温を低くする作 用もあるのです。寝ている時 の体温は、昼間より1度くら い低いのです。お風呂で上 がった体温を体が下げようと、副交感神経がそのため、働き始めるのです。

・軽くストレッ チ体操をする

体の奥底で固まった筋肉 を伸ばすと、そこに血液が通 い始めます。緊張した筋肉が ストレッチされて血液が流れ 始めると、カラダ全体がリ ラックスできるようになりま す。


・ 眠りたい時間の3時間前からテレビは見ない。

・部屋の照明も暗めにする。

・腹式呼吸を100回程

ゆっくりとしたリズムで深め の呼吸を、おなかで行う。

などで 本来の体内リズムをリセットして自己治癒力を活かす自助努力もお薦め(^^)

更に医療機関では、光で壊れた体内時計を直す方法もあります。

光は最強の体内リズム調節因子で、医療機関で行う治療としては、高 照度光療法やメラトニン療法があ ります。
メラ トニンと光は逆の作用があるので 、両者を併用すると効果を高める ことができると、言われています。

眠りに関しては、個々の症状や原因も様々だと思いますので、
まずは上記の眠りの為の準備をお試しされて、もし それでも状態が長引くようなら専門の医療機関を利用されるのをお勧めします。






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