向かいたかった二人の行き先は
逃したりした不埒な生き様
砂の上くずれかかってももつれている恋をしていた
いつだって怖いふりをしてあきらめた
悪戯にしてせつなくなる
どこに行くの?二人の夏をブローチにして
胸に光って眺めているよ
赤い水平線走る私の影絵裸の太陽
ビルの屋上の風乗っかる
おそろいのステップで追いかけて裸足でつかまえて
最後に笑えなくってごめんね
涙目でありがとう君の顔焼き付けた
焼き付けた
バタフライして波が踊る
風が騒ぐ失くした言葉探そうとして
あたふたして君のとなり
赤い流線型走るふたつの影絵裸の太陽
二人の夏をブローチにして胸に光っている