ひとつひとつの出会いを大切にして、次につなげてほしい。つづり屋は、お見合い料が無料です。ご成婚につながる機会を逃してほしくないからです。お見合い料がかかるからお見合いしないというのを無くしてほしいからです。

しかし、これには、メリットばかりではなく、デメリットもあります。それは、無料だからお見合いに対する真剣度が低くなるかもしれないということです。

ですから、声を大きくしてお伝えしておきたいのです。

ひとつひとつのご縁を大切にしていただきたい。

そのご縁を大切にするためにも、お見合いで成功するポイントをいくつか紹介したいと思います。お見合いに臨まれる方へのエールです。

相手の話に耳を傾ける、共感する、笑顔を忘れない、そういう基本をしっかりと意識しつつ、より詳しくお伝えいたします。

 

こんなお悩みはありませんか?

お見合いが決まったけれど、何を着て行けばいいかわからない?

どこでお見合いをすればよいのかわからない?

何を話せばいいのだろう?

お見合いを成功に導くポイント

今後の婚活のご参考にしてください。

  • マイナスをつくらない
  • お見合いマナー・注意点
  • 身だしなみ・ファッションアドバイス
  • これで乗り切ろうお見合いコミュニケーション
  • 交際が成立したら・・・?

マイナスをつくらない

お見合いが成立しているということは、お互いがプロフィールを確認した上で、「会ってみてもいい」という段階です。

つまり、「お見合い」ができるだけでもすごいことです。お相手から「会ってもいい」と思われているのです。そして、あなたも「会ってもいい」と思っているのです。

だから、会ってマイナスをつくらないことが大切です。

マイナスをつくらず、次へとつなげます。

お付き合いをとおして「好き」を深めるのが結婚相談所での婚活です。結婚後も恋愛が続くから、結婚相談所でのご成婚は、離婚率が低いのかもしれません。

マイナスとは何か…

外見:シャツがしわだらけ、センスがない、TPOに合っていない…

不潔:髪の乱れ、体臭、爪の手入れ…

態度:おどおどする、横柄、自分勝手…

短時間のお見合いで、相思相愛になれるのがもちろん理想ですが、その可能性は低いです。マイナスをつくらず次へとつなげようとすることが、結果的に緊張もせず、自分らしさが伝わるものです。そして、お付き合い、結婚生活をとおして、関係を深めていくのです。

お見合いマナー・注意点

ホテルのラウンジでのお見合いが一般的です。

結婚相談所でのお見合いは、ホテルのラウンジなどで、お二人でお話をしていただきます。時には、結婚コーディネーター(仲人)がお二人をご紹介したり、お見合いそのものに同席する場合もあります。日時や場所の調整は、結婚相談所が行います。

 

(1)プロフィール情報のアップデート

 お見合いは、プロフィール情報を確認されたうえで、双方の合意で実施されます。プロフィール情報と異なるということがないよう、日ごろから最新の情報を掲載しておいてください。

(2)お相手情報の守秘義務

 厳しいことからお伝えします。お相手の情報は、外にもらさないことを徹底してください。また、お見合い後に、ご縁がなかった場合は、お相手の情報は、削除してください。個人情報が大切なのは、お互い様です。事件・事故予防のためにも、厳守です。当人間での連絡先交換も禁止です。

(3)ドタキャン禁止、遅刻厳禁(15分前行動)

 お見合いが成立した後のキャンセルは、原則禁止です。万が一、キャンセルされた場合、先方にお支払いするキャンセル料(事前キャンセル10,000円、当日キャンセル20,000円)が発生します。やむを得ない事情の時もあるかと思いますが、個人の勝手な都合でのキャンセルは、問題外です。また、時間も厳守です。寝坊で遅刻…、もうそのお見合いは成立しないと考えましょう。遅刻によるお見合い不成立も、場合によってはキャンセル料が発生します。

15分くらい前には、指定場所について、待ち合わせ場所の確認をしてください。身だしなみの再確認も大切です。

(4)開催場所

 マリッジコンサルティングつづり屋があいだに入って、日時・場所の調整をさせていただきます。シティホテルのラウンジが一般的です。また、原則、お申し込みをした側が出向くことになっています。ですから、東京の方が大阪の方にお申し込みをされた場合は、東京の方が大阪まで出向くことになります。遠方の方に申し込まれる場合は、注意をしてください。

(5)大切な時間です。楽しみましょう。

 不機嫌な表情、つまらないな~という気持ちが態度に現れること、これもマナー違反です。お見合いについては、お見合料を設定している結婚相談所が多いです。お見合い1回 5,000円~15,000円 が相場です。お互いの時間を大切にしてください。お見合いが不成立でも、次につながるようなお見合いになるように経験値を上げましょう。

(6)時間とお茶代について

 だいたい1時間前後にしましょう。また、支払いは、男性側が支払うルールとなっています。女性側は、支払ってもらって当然とは思わずに一言のお礼を忘れずに。1時間とお伝えしているお見合いですが、盛り上がって2時間以上になっていることがあります。「そろそろ時間ですね。今日はありがとうございました。」と切り出しましょう。長時間の会話は、意外と疲れてしまいます。

(7)ホウレンソウの徹底

 社会人1年目では、よく社内研修で「ホウレンソウ」の大切さを学びます。お見合いが終わったら、できるだけ早く結婚相談所へ連絡を入れます。遅くても翌日の午前中まで。これも、マナーです。お相手へのお返事は、結婚相談所をとおして行います。遅くならないようにしましょう。

(8)緊急時には・・・

 お相手が見つからない、そんな緊急時でもあわてる必要はありません。だって、つづり屋へ電話やメールができるから。お見合いに集中してください。大丈夫です。

身だしなみ・ファッションアドバイス

TPOを意識してください。

第一印象は、大切です。外見から、あなたらしさが伝わり、第一印象がつくられます。身だしなみやファッションについて、次のことを意識してください。

(1)TPOを意識しましょう

 場所や時間、お見合いというシチュエーションであることを意識してください。お相手に失礼のないよう配慮してください。プロフィール写真を掲載されていることが多いので、プロフィール写真と同じ服装でもよいかもしれません。第一印象が大切です。

 なお、TシャツやジーンズはNG

 

(2)男性編

 【例】アイロンのかかったシャツにパンツのスタイル。ベルトや靴に目がいきやすいので色味をあわせておきましょう。季節によっては、ジャケットなしでOK。

 表情~感じの良い笑顔ができているか、眉間にしわが寄っていないか確認しましょう。

 清潔感~髪の毛やひげ、鼻毛、伸びすぎていないか。寝ぐせはないか、チェック。爪はのびていないか等々も

 におい~タバコのにおい、きつい香水などNG

 小物類~意外とみられている小物類。財布、ハンカチ、靴、カバン…

 しぐさ~横柄な態度NG、相手への気づかいを忘れずに。

 

(3)女性編

 【例】カーディガンやアンサンブルニットも、女性らしい装いです。少しカジュアルな雰囲気を演出するなら、ハイヒールではなく、ビジネスっぽくない優しいイメージのバレーシューズなどローヒールを選ぶ方法も。

 ・派手すぎず女性らしいナチュラルメイク

 ・ヘアカラーはダークに、毛先は気をつけて

 ・アクセサリーはシンプルなものに

 ・やわらかい素材の生地やニットを 

   ※最低限のメイクは入り口として必要です。

 

お相手は、プロフィールであなたの写真を確認されています。身長・体重もご存じです。そのうえで、会ってみてもよいと判断されたのです。清潔感を意識して身だしなみを整えてください。

さらに、好印象につながるポイントをお伝えします。お相手の外見を「褒めて」ください。下品にならないように、唐突になったり、不自然にならないように注意はしていただきたいのですが…

「素敵なネクタイですね」、「きれいな色のお洋服ですね」…、ほめられて嫌な気持ちになる人はいません。お相手との距離を一気に縮めます。

これで乗り切ろうお見合いコミュニケーション

お相手への興味を大切に

お相手への関心を持つことが何より大切です。そうすると色々と聞きたくなります。また、関心を持たれて嫌な気持ちになる人はいません。

「お見合い」ができているということは、お互いが「会ってみてもいい」と感じたということです。会ってみたいと感じた人から関心を持たれるのは、嬉しいのです。

そして、次への約束を意識しましょう。

情報の量よりも質(深さ)が大切です。短時間で多くのことを伝えるのは、難しいですし、仮に伝えたとしても、自己満足に終わります。幅広く色々なことを話すのではなく、お互いが興味・関心の示したことを深堀するのです。「じゃあ、今度一緒に行きましょう」「今度一緒に考えましょう」「今度一緒に遊びましょう」「今度は〇〇について説明しますね」というような展開にしていきます。

これから交際していく中で、結婚生活を過ごす中で、いくらでも情報量はお伝えしていけます。「お見合い」では、情報量よりも、話題の深堀を意識しましょう。

では、少し具体的にみていきます。

(1)ご挨拶

 お相手をみつけたら、自分から積極的にご挨拶。笑顔も足しましょう。

 不安であれば、「はじまして。〇〇です。〇〇さんですか?」とお尋ねし、「よろしくお願いします。」とさわやかに会釈をしましょう。

 そして、お礼です。お見合いの機会がいただけたことへのお礼です。お礼は、別れ際にも忘れないようにしましょう。常に感謝の気持ちを忘れずに。

(2)話の話題

 お相手の良い面を探そうとすること。興味関心をもって、聞いていくことが大切です。

  NG⇒結婚相談所のこと、婚活の状況、過去の恋愛、ふれないこと。ふれないのが、マナーです。

 プライバシーに踏み込まないように注意してください。

 プロフィールは、熟読しておき、プロフィールの内容に触れるのもよいです。お見合いをされているということは、プロフィールに惹かれる部分があったのです。当たり障りのないことなら、プロフィールのことを話題にしましょう。もし、共通の趣味などがあれば、心強いです。もう話題には困りませんね。

(3)あいづち、うなずき、アイコンタクト

 話をちゃんときいている、共感するということが大切です。話すというより、話を聞くことに意識を向けましょう。そして、自分本位な態度は避けましょう。

(4)笑顔を忘れずに

 緊張をしていても、笑顔を忘れずに、「感じのいい人」という印象を持っていただけるよう意識しましょう。

(5)もう一度会いたい、次につながる会話を意識しましょう。

 誠実に、誠意をもって取り組んでください。何も話さない、無反応、無表情は、失礼です。お相手に関心があるのなら、このようなことにはなりません。次への約束をしましょう。実は、それほどハードルは高くありません

 例えば、好きな食べ物の聞いてみましょう。

 〇〇が好きといった答えが返ってきたのなら、

 「じゃあ、今度、一緒に食事に行きましょう」と伝えるのです。

 仮に社交辞令だとしても「そうですね…」というお返事が返ってきます。

 ほぼ断られることはないでしょう。実際に、次があるかどうかは、わかりませんが…。

 また会いたいと考えているということを伝えることは大切です。

(6)もしも、話題に困ったら・・・

 趣味について、仕事について、家族について、健康について、食べ物について、季節・天気について、ニュースについて、衣食住について、ふれていきましょう。

 

大切なことをお伝えします。

仲のいいカップルほどたいした話はしていません。

どうでもいいことを話しているのです。天気のこと、旅先で目についたもののこと、食べ物のこと…

会話の内容を楽しむというよりは、一緒にいる居心地の良さを感じているのです。

居心地が良いから長続きしているのです。

その居心地の良さを生み出すのは、同意・共感です。

同意・共感してもらえることを話してみましょう。

例えば、お相手をよく観察して、寒そうにされているなら

(厚着をしているな、震えているな、寒いとつぶやいているな…)

「今日は寒いですよね…」的なことを質問するのです。

「いいえ、暑いです」と返事が返ってくると思いますか?

「そうですね」と同意・共感していただけるはずです。

このような同意・共感が得られることを考えながら、

お相手へ、居心地の良さをつくりだしましょう。

交際が成立したら・・・?

お見合い後はどうすればいいの?

 

(1)お見合いの結果報告

 お見合い後、遅くても翌日の午前中には、つづり屋へ「交際するか・交際しないか」の報告をしてください。

 お相手の結婚相談所へ、翌日の正午までにお返事をすることになっています。

(2)ファーストコール

 双方からOKの返事がありお見合いが成立したら、次は、ファーストコールです。男性から女性会へ電話をします。連絡先は、つづり屋がお教えします。お見合いの翌日の夜など、できるだけ早いタイミングでファーストコールを入れるのがルールとなっています。

 ファーストコールは、世間話をするものではありません。お見合いのお礼、次のデートの約束、LINE等の交換をします。できるだけ時間を空けずに初回デートをしましょう。なお、交際成立後、1度も会わずに交際を終了する場合も違約金20,000円が発生します。これは、結婚相談所のルールです。

(3)順調な交際へつなげるために

 できれば一日1回、LINE・メールもしくは電話をしましょう。しつこくならないように注意してください。順調な交際をすすめるためには毎週デートがおすすめです。

 デートプランは、男性へはしっかりとデートプランを考えるようにお伝えします。しかし、男性だけがプランを考え誘ってくれる時代知恵もありません。女性からも積極的にお誘いをしてみましょう。

 結婚相談所での恋愛は、単なる恋愛ではありません。そこには、二人の時間を楽しみながらも、結婚生活へのイメージづくりが含まれています。これから、一緒に生活をする方です。お相手のよいところをたくさんみつけましょう。

 結婚生活では「ときめき」より「居心地の良さ」が大切です。お互いが落ち着ける存在となれることを目指しましょう。