HRC GROM CUPレギュレーション注意点 | ツッタニブログ

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HRC GROM CUPグランドチャンピオンシップ2016まで1週間!
土日は午前中仕事だったので合間を縫って整備をセコセコと行っています。

土曜日は仕事帰りに桶川行っちゃったけどね〜ニヤリ
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マフラー比較テストに集中する為に90%くらいで走ったつもりが自己ベスト更新あせる
マフラーが良すぎるんでしょうw
甲斐田さん、ありがとうございますおねがい


1週間後に迫ったグラチャンですが、GROM CUPのレギュレーションでグレーな点がいくつかあるので注意喚起です。

◆音量◆
GROM CUPレギュレーションでは4000回転で99db以下となっていますが、音量はかくサーキットの音量測定基準に沿う事があるので注意です。
因み桶川スポーツランドGROM CUPは5700rpmで99db以下です。

◆後付けメーター類◆
グラチャンまでの最終セットで空燃比計と回転数を記録できるデバイスを付けようとしたのですが、レギュレーションで独立して機能していなければならず、電源及びデータ取得等、いずれの場合もデバイスを車両自体のシステムに接続してはならないとなっています。
空燃比計はマフラーやシリンダー付近から車両に接続しなければならないし、回転数記録デバイスはプラグコードに配線を巻きつけ(接続)なければ回転数が取れません。ECU等から違うシステムに接続するのは勿論NGなのですが、上記の接続が車両自体のシステムとみなされるのか気になったのでライティングハートさんに問い合わせたところ、NGであるとの回答をいただきました。ご注意ください。

◆リヤブレーキマスターカップ◆
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HRC GROM納車時から付いていたリヤリザーバタンクレスホース。
実はGROM純正部品ではないのです。
レギュレーションではリヤのブレーキリザーバタンク及びステー取り付け位置の変更、追加を認めるとありますが、ブレーキリザーバタンクを取り外して良いとは記されていないのでNGなのでしょうか?変更して良いとは記されているので、タンクレスホースに変更するのはOKとの事でした(メーカーさん情報)。
でも、ちょっと不安なので純正リザーバタンクに変えましたけど^^;
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※ダイレクト・ドットコム・レーシング社製のバックステップなら純正リザーバタンクがそのまま付きます音譜


ここからは完全にアウトなレギュレーション違反いきます!


◆エアクリーナーエレメント取り外し◆
取り外しはNGであると明言されています。エアクリーナーボックスのダクトの取り外しもNGです。

◆タイヤ◆
グラチャンに関してはダンロップKR337かブリジストンS01、S02が指定されていて、本数も1セットと定められています。
予選新品タイヤ→決勝新品タイヤ
というのはNGみたいです。

◆初期GROMのホイール◆
初期型GROMのホイールとHRC GROMのホイールはリムの型は似ていますが、よく見ると表面が全然違います。
GROM CUPは2016年以降のモデル以外のGROMの参戦は認められていないので当然2016年以前のモデルの主要部品もNGということになります。
初期型GROMのホイールならHRC GROMのホイールより安く入手できるんですけどね…

上記以外にもグレーなレギュレーションがあると思いますが、多分大丈夫だろうや拡大解釈は後々自分の首を締める事になるので、不明なレギュレーションは主催者さんに問い合わせた方が良いのではないかと思います。

GROM CUPの開催主旨は平等性と低コストで実力勝負ですので、レギュレーションに準じたフェアなレースであるべきです爆笑