鹿児島大学の木方十根先生の講演会
鹿児島大学の木方十根先生に,講演をお願いしました。木方先生は,社宅研究会のメンバーでいらっしゃるので,このブログの管理人が10年以上前でしょうか,その社宅研究会に混ぜて頂いて以来,いろいろと刺激を頂いている先生です。
今日のご講演のテーマは,「近代日本における建設技術の源流 エコール・サントラル(フランス)における技術教育が産業基盤形成に果たした役割」です。
主な聴衆は,居住環境学科の3年生ですので,タイトルだけからはちょっと難しいかな,と思ったのですが,木方先生がちゃんと配付資料も準備くださり,また,話される言葉も易しめにしてくださったので,3年生にもわかったのではないでしょうか。
何より,木方先生が楽しそうにご自分の研究の内容を話される熱量に,学生達は,例え内容が難しくても,そのお話に引き込まれていったようです。
お話は,最初に研究に取り組まれた博士論文のころから始まり,今までの研究,そして,現在の研究とテーマは変わっても,意外にいろいろと繋がっていくようなお話でした。
真ん中側から。
そして左側から。
外国の事例も沢山出てきました。特に,前半は,ヨーロッパやアメリカの様々な産業の社宅街の流れをお話くださったので,学生達よりもこのブログの管理人が大変勉強になりました。メモを沢山取りました・・・。自らの不勉強を反省です・・・。
こんな風に,一見すると難しそうな内容を,易しく,楽しく,お話くださりました。
9月と10月には,フランスに滞在されて研究をされていたとのことで,その際に話された内容など,英語のスライドもありました。が,学生達は,意外に付いていけていたようです。
熱心に準備くださり,熱心にお話くださったから,かと思います。木方先生,お忙しい中,本当にありがとうございます。