2018年度オープンキャンパス | 居住環境学科な日々

2018年度オープンキャンパス

梅雨が明けたと思ったら,連日35℃を超える厚さが続く熊本です。今日,熊本県立大学では,環境共生学部と文学部のオープンキャンパスが開催されました(総合管理学部は,来週です)。

 

参加される高校生の皆さんは,まずは総合受付で受け付けをすまし,熱中症防止に,お水を受け取り,

 

各学科の会場(教室)に移動です。

 

こちらが,居住環境学科の会場の中講義室4。ポスターは,古賀助手の作成。色は違いますが,熊本県立大学のマークが使われています。

 

居住環境学科の受付の準備もできたようです。

 

今年も多くの高校生の皆さんが来てくれました。受付には,列ができることも。

 

会場は結構満員です。もっとも居住環境学科が使う教室は,他の学科に比べると狭い方なのですが・・・。

 

反対側からです。例年になく,詰め詰めのような気がします。

今年のオープンキャンパス担当は,田中准教授。最初の挨拶の後,このブログの管理人が,居住環境学科の概要を説明して,その後は,4つの分野の紹介。

 

まずは,居住空間計画分野(写真は,佐藤准教授)。

 

それから,都市・地域計画分野(写真は,鄭准教授)。

 

それから,環境調整・設備分野(写真は,田中准教授)。このブログの管理人も少しだけですが,説明しました・・・。

 

最後は,構造・材料分野(写真は,小さいですが,北原教授)。

その後は,学生達による学科の生活の紹介です。

 

最初は,鄭研究室の4年生の2人(石崎さん,瀬口さん)が,研究室での活動や勉強,学生生活について紹介してくれました。

 

次は,3年生の時に取り組んだ「中庭プロジェクト」の説明です。4年生の金氏君と田上君です。

 

続いて,今度は授業で取り組んだ課題の紹介です。1年次のデザイン実習の様子を2年生の竹内さんと山口さんが紹介してくれました。

 

学生の最後は,KASEIプロジェクトの紹介です。こちらは,4年生の野田さんが一人で説明。

 

午前中の前半最後は,田中准教授による進路や入試の概要について説明。

この後,15分休憩があり,午前中の後半のプログラムに。

 

後半のプログラムは「トークバトル 第5弾『商店街』」です。柴田教授とこのブログの管理人が,45分の時間のうち,おおよそ半分ずつ,20分ずつ「商店街」をテーマに話をして,受講してもらっている高校生の皆さんにどちらが良かったか,判定してもらうというものです。今年で,5回目です。これまでの戦績は,このブログの管理人の3敗1引き分け。

今年は,このブログの管理人が先攻,柴田教授が後攻です。柴田教授の写真しかありませんが,結果は,今年も引き分けでした・・・。3連敗の後の連続の引き分けですので,我ながら,成長した気がします(本当か?)。

この後,お昼休みを挟んで,

 

午後の前半のプログラムは,今年も佐藤准教授による「住宅と建築模型」です。

 

毎年,人気のプログラムで,会場の都合で定員が40名と決めているのですが,あっという間に定員に到達してしまいました。

 

今年は,平成28年熊本地震で倒壊したジェーンズ邸の模型を作ってもらっています。

 

高校生の皆さんも,真剣です。

もちろん,佐藤准教授の説明も真剣そのもの。

 

ユーチューブに模型のつくりかたをアップしてあるとのことで,高校生の皆さんはスマホでそれを見ながらの作業です。高校ですとスマートフォンを机の上に出していると先生の怒られると思いますが,大学では必要なことあります。

 

できあがった模型は,スマホでの撮影大会。ライトを当てると,あら不思議。

 

それにしても,最近は便利です。スマホのカメラ機能はかなり高性能で,高校生の皆さんもできばえに満足していたようです。で,この後,15分ほど休憩して,午後の後半のプログラムは,施設見学です。

 

このブログの管理人は,これまで毎年説明する係だったのですが,今年は同じ分野の田中准教授が替わってくれましたので,初めて,高校生の後ろについていってみました。

 

3班に分かれて,3つの部屋を回ります。まずは,田中准教授担当の実験室です。温熱環境に関する実験について,説明を受けた後,

 

人工気候室で,40℃と5℃を連続して体験していました。びっくりしたようです。

 

続いて,CAD室。こちらには,卒業設計,デザイン実習,CAD実習で学生達が取り組んだ作品が並んでいます。

 

説明は,高橋教授です。高校生の皆さんは,自分にはこんなのが作れるのだろうか?と若干不安そうに,でも興味深そうにみていました。でも,しっかり勉強すれば誰でもできるようになると思いますよ。

 

最後は,構造実験棟です。説明は,北原教授。こちらは,他の部屋と違って,スケールが大きな実験室です。

 

実際に,力をかけて,壊れる様子を観察した実験体の説明もありました。

 

最後は,作業中の土壁の話。

と言うわけで,暑い中でしたが,高校生の皆さん,保護者の皆様は私達のオープンキャンパスを愉しんでいただけましたでしょうか。是非,来年4月,再来年4月(2年生は)に,一緒に勉強に取り組みたいものです。

参加して下さった皆さん,暑い中,ありがとうございました。