7月29日と8月12日のそれぞれの日曜日、晴天の中を日本の鉄道に在籍するキハ35系気動車を撮影してきました。
キハ35系列は1961年に3ドアロングシートの通勤車としてデビュー。登場のきっかけは関西本線の(大阪)湊町(現JR難波)と奈良間は大都市近郊区間にであり、1960年当時はキハ10系気動車が運行されていたものの、主力はSL牽引&戦前製客車では朝夕の通勤輸送には不向きであることから当気動車のデビューを迎えました。当初は片運転台便所付キハ35がデビューしました。
1962年には便所なし片運転台のキハ36・1963年には便所なし両運転台のキハ30がそれぞれデビューし、本系列は1966年までに413両(キハ35が258両・キハ36が49両・キハ30が106両)出揃いました。
1980年代以降、老朽化と非電化の各線が電化開業で廃車が進みJR移行時までにキハ36は全廃され、キハ35/30が156両引き継がれました。現在残るのは全てキハ30で関東鉄道に売却した2両と久留里線の3両を合わせた5両です。
関東鉄道の2両(キハ101・102)は運行情報もホムペで確認可能
http://kantetsu.co.jp/train/syaryo/newcolor.html
新潟仕様車は500番台でキハ30/35のみが37両あり、ベンチレータが押し込み式(通常車はグローブ型)です。
キハ35型900番台は側面にコルゲートが特徴のステンレスカーです。登場の背景として房総地区の塩害対策で、昭和50年代にはコルゲートが入った側面はそのままに朱色5号化され、JR化後は残存車がJR東日本に引き継がれ、八高線と相模線で使用されました。
↑久留里線のキハ30を木更津駅で撮影。登場時のカラーに復活されていますが新型気動車の置き換えも間近です。
↑関東鉄道キハ101/102の車内、流石に真夏に対応するように床下クーラーを装備。クーラーユニットが荷物棚上に装備されています。
↑上の2枚は関東鉄道キハ102(元キハ30)です。キハ101が朱色5号、キハ102がアイボリーと濃紺のツートンです。


