子供と全く一緒やわ
認知症を発症して施設に入所してる父が
大腿骨頸部骨折して
手術、入院、手術、退院、再入院、再手術と
去年から入退院を繰り返して
経過観察つきでようやく退院
退院後の経過観察のために
月に一度程度
レントゲンやエコー、血液検査のために
診察に行くようになってて
施設からすぐ近くの病院なので
車いすでテクテク歩いて通院
検査したり診察したりで
最低１時間くらいは病院にいることになるけど
認知症がどんどん進行してる父は
病院での待ち時間中に
じっと座ってまっているということが
できなくなっていて
車いすを自分で動かしウロウロしようとするし
（ロックも自分ではずしてしまう）
手すりにつかまって立とうとすらする
危ないしこけたら大変なので
慌てて制止して
「病院やからじっと待ってて」というと
「運動せなあかんやないか」と
今、ここで
と
わけわからんこともいう始末
病院にいる間中ずっと目が離せない状態で
この感覚いつかどこかで味わったことが
子供たちが小さかったときの病院
じっとしてるなんてことが
到底できなかった
よく言えば活発、悪く言えば落ち着きない
うちの息子たちは
（運動神経だけはやたらといい
）
ちょっと目を離したら
あっちへフラフラ～
こっちへフラフラ～
動かなかったのは高熱だしてたときだけ
今の父親がそれと全く同じ
違うのはでかくて力だけはまだあるから
始末が悪い
施設からも
「すごく動こうとされます」
と連絡もらっていて
ベッドから車いすに自分で移ろうとして
尻もちついたりしたこともあるようで
転倒だけは絶対にさけないとだめとなり
（また骨折してしまったら
今度こそ寝たきりになってしまうので）
ベッドを撤去してマットレスと布団にしたら
這って車いすに乗ろうとしてまた尻もち
なんてこともあったらしく
車いすに乗るときには
スタッフを呼ばないといけないってことを
覚えてられたら苦労はしない認知症
今車いすは父の目にはいらないとこに
おいてるらしい
「廊下を這って出てこられるときもあります」
となんともあららな状態だけど
転倒するよりはずっといい
動きたがるからと
歩行練習のリハビリを勧めても
痛みがあるせいなのかそれはいやがるらしく
（なんでやねん
）
動きたくても動けないし
危ないからと制止されることも多いからか
怒りっぽくもなってるらしいやっかいさ
精神科のお薬も検討されてるようで
たった一時間でもてこずる有様だし
「介護しやすいように
対処してもらえればそれでいいです」
と全面的におまかせ
施設にいれることにした時は
徘徊をし始めたとはいえまだ認知症の初期で
迷いに迷ったけど
今思うとあの時に入所を決めてよかった
とてもじゃないけど
今の状態の父を在宅介護はできない
お金はその分すごくかかるけど
家庭生活崩壊するよりはいいと
思うしかないかなあ
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