本年の振り返りと来年の抱負 | 松岡隼人オフィシャルブログ「てらブロ」Powered by Ameba

本年一年を振り返ってみますと、是々非々ではっきりと意見を申し上げましたが、私たちの思いを形にするまでは至らない一年でした。 

 私と村口隆議員は新・九州相良クラブという同じ会派で、会報の配布、意見交換会、ブログ、SNSの利用、辻立ち等を行い情報発信と私たちの意見の周知を行いました。市民の方に情報発信と問題提起をして、議論のためのテーブルを準備し、自分のまちを自分たちの手で作るためのしかけをつくってきましたが、市民全体にはまだまだ伝わっておらず、議論の場への参加者も限られており小さな火のままです。

 今、国では地方再生が語られています。これは、頑張る地域にはお金を出すが、そうでない地域にはお金は出しませんよということです。つまり、自分たちの地域は自分たちでつくってくださいということです。スーパーマンはいません。誰かが何かをやってくれる時代は終わりました。行政、民間一緒になって同じ方向に進む以外生き残っていく道はありません。それをやるのは私でありみなさんです。

 しかしながら、今回の衆議院議員選挙の投票率は大変低い結果が出ました。政治に対するあきらめや、無関心さが明らかになりました。自分たちで汗を流す以外地域を持続する方法はないのに、そこから離れている市民。こういう状況が続けば、明るい未来がおとずれないことは誰もが予測できると思います。

 このことは、私たち議員や議会にも責任があります。面白くないから、何も変わらないから市民は参加しないわけですから、もっと面白く、やれば形になるような仕組みをつくれば、もっともっと政治に対する興味関心が増し、自分たちのまちは自分たちでつくる市民が増えると思っています。

 私たちは、本年も働きかけは行いましたが、面白いと感じていただき、自分たちのまちは自分たちでつくっていこうという形をつくるまではいきませんでした。来年は、もっとたくさんの方に働きかけて、巻き込み、この地域でどうやって生きていくのか、この地域の未来をどうするのか真剣に考える場を作り、実際にみんなんで動くところまで持っていきたいと思います。

 私の役割は人と人をつなぐこと、人と地域をつなぐこと、地域と地域をつなぐこと、そして、地域を未来に繋ぐことだと思っています。来年もまた、地域に誇りを、子どもたちに夢を与えることのできる人吉を皆さまと一緒になってつくっていきたいと思います。 

 本年も大変お世話になりました。

 良いお年をお迎えください。