視察研修報告 | 松岡隼人オフィシャルブログ「てらブロ」Powered by Ameba
 先日、村口隆議員と視察研修に行ってきました。行き先は、玉東町のにしだ果樹園、荒尾市の荒尾きのこセンター、そして、八代市の稲本農園です。
 にしだ果樹園では、自然栽培による果樹栽培の様子を視察研修してきました。
 

 ここでは、桃、キウイ、柿を無肥料、無農薬で栽培されています。栽培現場に持ち込まない、持ち出さないというのが哲学で、クモも従業員という言葉がとても印象的でした。

  

 加工も行っておられ、ジュースやアイスも作っておられます。人吉球磨ではどういう果樹をどういう方法でつくればいいかというヒントをいただきました。新・九州相良クラブで試験栽培を行って行きたいと思います。
 次は、荒尾きのこセンター。こちらはJCの友人の会社。いつもよくしてくれます。今回も、突然の申し出にも関わらず快く受け入れていただきました。そして、全てオープン。エリンギやえのきを栽培されており、キノコ業界の流れがよくわかりました。



 そして、詳しくは言えませんが、素晴らしいアイデアをいただき、新たな可能性も見えました。これも、新・九州相良で行動に移したいと思います。
 最後は、稲本農園。自然栽培で5町5反もの水稲栽培をされています。その他、里芋等いろんな野菜を自然栽培でつくっておられます。こちらには、水稲栽培の件で、一度お伺いし、詳しく話をお聞きしており、今回は、実際の栽培現場を視察させていただきました。周りから、ばかにされんように作れということが印象に残りました。こちらは、実行中ですので、しっかりと収穫まで持ってきたいと思います。



 今回の視察研修先は、民間の農林業者さんでしたが、皆さんに共通するのがしっかりとした哲学と作物を待ち望んでいる方、つまり出口があっての生産ということです。米や果実にはお客さんの顔がしっかりと映っていること。これが最も大事だと感じました。消費者は、今、何を望んでいるのか。そこをしっかり見定め、哲学を持って栽培すると物語が生まれます。私は、そこに感動を覚えました。今回、視察研修を受け入れていただいた生産者の皆様誠にありがとうございました。