厚生委員会視察研修 豊明市 | 松岡隼人オフィシャルブログ「てらブロ」Powered by Ameba

















 最終日は、豊明市において有機循環推進事業について視察研修を行いました。豊明市では、燃えるゴミ12,000トンのうち47%が生ゴミで占められています。



 生ゴミの堆肥化は、平成10年青年会議所等有志による実証実験からスタートしました。しかしながら、各家庭でのEMぼかしを使った生ゴミの堆肥化では、ゴミの減量に限界があり、行政主体による「生ゴミの堆肥化事業」に着手されました。



 現在は、週2回の燃えるゴミの日に、生ゴミだけを分別して、定められた場所に生ゴミの専用袋(生分解性プラスチック専用袋)にいれて出します。また、一部では、バケツだしも行われています。それを委託業者が収集し堆肥センターへ運搬し、約100日かけて製造された完熟堆肥は、20ℓを200円で販売されています。



 業務委託は、社会福祉法人へ委託されており、障がい者の働く場所としての役割も担っています。



 人吉市においても、生ゴミの占める割合が大きい状況です。生ゴミも含めて、ゴミ減量は、市民一人ひとりの責任だと思います。費用、手間等も含めたところで、市民全体で、ゴミ減量や環境問題に取り組んで行く必要があります。