カルチャーパレス | 松岡隼人オフィシャルブログ「てらブロ」Powered by Ameba
 昨日は、議会でカルチャーパレスに現地視察へ行きました。カルチャーパレスは建設から25年が経っており、いたるところが傷んでいます。
 これは、プラネタリウム。2,3月は機会の調子が悪く、あけることが出来なかったそうです。また、学習投影も出来ないということ。
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 続きまして、吊り物。常に何トンもの負荷がかかっており、安全性の確保が最重要なのですが、一つ一つの部品が老朽化していることは言うまでもありません。さらに、部品の製造が終了している物もあります。
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 そして、空調。集中管理が方式で運用されています。対用年数10~15年の機械を25年、だましだまし、使用されています。1つは、完全に使えないとか。
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 その他、音響もアナログで現在の需要には応えきれず、タイルがはがれていたりとか、修理する箇所が相当数あります。それらを積み上げていくと、7億とか8億とか言う数字になります。カルチャーパレスは広域行政組合の持ち物ですので、そちらが中心となって議論されていますが、まかせっきりと言うわけには行きません。人吉市の負担が出てきますから。
 カルチャーパレスにしろ、くま川鉄道にしろ、ゴミ処理場にしろ、大きな物、大きな予算が必要となる物は、人吉球磨全域に関係するものがほとんどです。こういう生活の基盤を安定させるためにも、行政間の線引きを考える必要があります。