災害西支部会議 | 松岡隼人オフィシャルブログ「てらブロ」Powered by Ameba

 昨日は、1時半から議会制度研究会、

2時から災害西支部会議が入り、見事にダブルブッキング。

議会制度研究会に代わりに同僚議員に出席していただきました。

ありがとうございました。


 さて、災害西支部会議ですが、 

町内会長さんや民生委員さん樋門管理者や消防団、校区

議員が集まり、4班にわかれて新洪水ハザードマップ(更新に)

伴う協議を行いました。


 洪水ハザードマップは本年の6月の全戸配布を目指し、

人吉市が取り組んでおり、各校区で同じような会議が

開催されています。


 洪水ハザードマップとは、

現在、球磨川の九日町付近では、1秒間に最大4000tの水を

流すことが出来るとされています。そんな中、80年に一度の確立で

考えると7000tの水が出ると想定されています。そうなると、

3000tはあふれるわけです。(支流に関しては、13支流を対象に

こちらは30年から50年を想定してあります。)そのあふれた水が

どこにどれだけたまるかを色分けされた地図です。(逆にいうと

高低差を示した地図ともいえます。)そのほかにも避難所や学校、

注意すべき場所などが記入されています。


 浸水は、内水がはけきらずに溢れるところから始まることは

みなさん経験からご存知だと思います。毎秒7000tの水が

出た場合、球磨川沿いの町はほとんど浸水してしまいます。

洪水ハザードマップでは、高低差は分かります。

ただその先は・・。


大事なことは、危険を回避することだと思います。


早めの避難。


今出来ることは、これでしょう。

早く逃げるためには、早く情報を得ることが必要です。

現代は、科学が進歩していますので、ある程度先のことが

予測できます。

ですから、行政にはまず早めの情報提供が強く求められます。

次に、情報を得たら逃げるわけですが、

特に1人住まいのお年寄りや体の不自由な方だとかにどうやって

避難してもらうか。

このことが問題です。

町内で把握して、担当者を決め一緒に避難してもらうと言うような

方法が考えられます。

誰が誰を連れて避難するか、明確にされているといいですね。

連絡体系の確立が必要です。

こちらは、福祉課のほうで災害とは違う視点から、高齢者の

動向を調査されていますので、それが活用できると思います。


ハザードマップが完成した後は、避難計画などを協議して

いただきたいものです。


 最後に、このマップが完成し全戸配布されるときは、

マップの説明を詳細に行っていただきたいと思います。