12日火曜日に発送してもらったシャボン玉が15日金にまだ届いていませんでした。

問い合わせをしてもらうと11時には付きますとのことでしたが、11時少し過ぎでもまだ届いていません。とんだハプニングで幼稚園をまわることができなくなりました。幼稚園にはお断りの電話を入れました。

そこで夕方行こうと思っていた陸前高田まで 昼少し前から出かけることに。

まず途中で陸前高田の○○中学へ。ここはいつもよっているところですが、学校は高台にあって大丈夫なのですが、眼下には津波で流された何もない原っぱが。

学校までの道に花を植えたいということです。今 しかが食べなくて いい花の種をさがしています。

白のマーガレットとかはどうかしら。白は清純な感じでいいかなと。

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この道に花をと。

他にも 空き缶を集めてお金にし 町に花を植えている中学があります。


続いて陸前高田の○○中学校へ 


途中 右側に何か雰囲気が。横を見ると奥にお寺さんでした。ちょっと寄ってみようと。

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すごーい 木だ。           庭の仏像

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本堂

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津波で流されたけど ここに祭られた仏像が。

お寺を1周りして 寄り道は終わりにして 次の学校へ向かう。

この学校は旧校舎にも仮設住宅が建っていました。

ここはまだ小学校に間借りしたまま。旧校舎は地震でひびが入ったりで使えないそうです。

でもそこを修理して戻るのだそうです。

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生徒さんに雑巾を手渡す。       小学校と中学校が一緒なのに 校庭には仮設住宅。運動場は使えない。


次の中学校へ ここは釜石から片道1時間半 一ノ関近く。

生徒の8割が被災して仮設住宅だそうです。

学校で残ったものと言えばこの校名板だけだそうです。
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運動場の仮設撤去予定は 2年の予定が延びたそうです。2年で仮設を出られる人がいないのでしょう。

生徒さんは運動場が使えず  遊べない期間が延びてしまいます。

週に2回ほどバスで移動して 半日かけて広場で運動しているそうです。大変だと思います。

やっと今 堤防の高さが決まったそうです。でも完成するまでにまだ数年かかるとか。

たまたま この学校は廃校になった学校があり そこで授業を再開できましたが、他の学校は生徒数も減り、何校かで合併し 以前死体置き場になっていた学校に入るとかという話もあるそうです。父兄が反対しているとか。いやですよね。それに自分の身内の死体があった所だったとしたら、学校に来る度に思い出されて 学校に来るのが辛いと思います。

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学校がちょっと遠いので 雑巾を300枚以上をどんとお渡ししました。中にフエルトでの手作り針山・裁縫道具も入っています。

副校長先生が「ちょうど昨日アラスカからバスケットボールが付いたんですよ。アラスカの高校生が見つけてくれて 昨日飛行機で付きました。コックピットでシートベルトをしてきたそうです。」と ボールをみせてくださいました。写真ではわからないのですが、すごい傷だらけ。アラスカに着くまでどんな状態だったかと思うだけで胸が痛みました。 ボールをなでてきました。

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釜石への帰り道は 線路が流されてただの堤防になってしまったままの所や、橋が流されてそのままになっている所を通ってきました。

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釜石に戻って○○中学さんにパネルと本のお礼を言って、企業さんに寄って 幼稚園にちょっとお茶飲みによって 大槌の仮設に行きました。

岐阜のある方のお母さん達が 震災のテレビを見ていたたまれず何かしてあげたいと思い、千羽鶴を折りだしました。それが完成しましたので、届けに行きました。手紙も何通か添えられてありました。

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「今日は留め金が無いからここに」と。「きちんと釘を打ってお飾りさせてもらいます。」とのこと。
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支援員さん達がお手紙を読んでみえます。そこに自治会長さんが見えてお手紙を読み、泣いてみえました。

日本全国の方々にどうやってお礼をしたらいいか。

元気に暮らして 復興していきましょう。それが報いることになると思います。と。
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ここにも雑巾を100枚お渡ししました。 枯れた桜の老木があった所はすっかり伐採されてしまっていました。
支援人さん達は 仮設の方々がこれからうつ病にならないか心配だとおっしゃってみえました。先が見えない。いつどうなるかわからないという焦りやあきらめやいろいろなものがあるのでしょう

「公営住宅ができるまで何年かかるかわからない。それまで待てない」「住宅に入ると家賃がいる。それぐらいなら小さくていいから家を建てて住みたい」「年金で家賃を払ったら食べていけない」「土地を離れれる人はいいが離れられない。」「海を見て海で暮らしてきた。離れたくない」

地盤沈下の広い土地が公園になるそうです。「公園ばっかりの優雅な所になってしまう」

「企業が来てくれなければ働く場所が無い」「若い人が出て行ってしまってこの町はどうなるんだろう」「若い人に子どもを産んでここでくらしてもらいたい」等々

みなさんとお話していると その切実さが伝わってきます。

たいしたことはしてあげられないのですが、せめて楽しい時間をもってもらいたいと思います。

来月は夕方からバーベキューをしましょうと。お腹一杯 お肉を食べて みんなとしゃべって笑って 楽しいひと時を過ごしてもらえたら。線香花火もしましょう。