約1カ月ぶりに、27日(金)夜~29日(日)まで岩手県大槌町へ行ってきました。1か月前に比べ瓦礫の撤去が進んでいます。
道路の瓦礫はきれいに撤去され、車はスムーズに進めます。 集められた瓦礫
きれいに片付いた道路 瓦礫も撤去済み きれいに撤去済み
まだ撤去が済んでいない所もある
撤去済み 山にまで火が移り、山火事があった。 重機での撤去の様子。
山積みだった土嚢も片付いてきた。
初めに大槌町の災害対策室にみなさんからの荷物を下ろしました。そばには自衛隊のテントがあり、多くの隊員の方が今なお働いてみえました。支援物資の運搬や整理にも当たってみえました。大槌町の方はトラックほどではない荷物にもお礼を言ってくださいました。地元の方は、岐阜のみなさんが少しづつ買ってきてくださったこと・支援の輪が広がって私も私もと買って来て下さった事を涙を浮かべて聞いていてくださいました。
雨も降っていて、避難所は炊き出し他があり、車の出入りも頻繁で混雑していましたので、中にまで入るのは控えました。代表者の方にお話を聞くと、物資はかなり届くようになり、仮設住宅へ移動する方も出て来ているとのこと。6月5日あたりに多くのかたが仮設住宅に移られるようです。個人のお宅も今は泥・瓦礫の撤去はほとんど済んでいて、今ボランティアさんはガラス吹きや壁の掃除などに代わってきているとのこと。仮設住宅への移動にどれほどの人数がいるかはまだ相談してみないとわからないが、今みえる泥出しのボランティアさんを移動に割り当てたいとのこと。だんだんとボランティアはr縮小に向かうとのことでした。1カ月の間にかなり片付いてきていて復興の早さに驚いています。以前行った桜木町はもう泥の撤去や瓦礫の片付けはほとんど済み、たくさんの人が戻ってきています。子ども達もたくさんいました。以前はたくさんいたボランティアさんはもう人数が少ないようです。2.3人しか見かけませんでした。空き地の山積の土嚢もかなり処分されていました。
同行の方が「以前来た時に撮ってあげた子どもの写真を渡したい。」ということでしたが写真の子供の名前もわからず、家もわからないとのこと。そこで住民の女の方に写真を見せ「この子を知りませんか?」と聞きました。みんなで「誰か知らない?」と聞いて探して下さって、わざわざ「こっちこっち」と案内までしてくださいました。私達が岐阜から来たことにもお礼を言ってくださいました。写真の子の家に行くと(そのお家は瓦礫の撤去も掃除も済み、大工さんが修理に入ってみえました。)「今この家に5人で済んでいます」とのことでした。写真とお菓子と私が途中で買った果物・パンを渡すと「ありがとうございます」と何度もお礼を言ってくださり、わざわざ岐阜から来たことにお礼をおっしゃってくださいました。「本当にみなさんのおかげで…」と何度もお礼を言ってみえました。こんな大変なめにあったのに、人に感謝できるなんて…私東北が好きなっているのかもしれません。特に東北の人情が。素朴で情に暑くて強くて。知り合った方は「上がって行って」とわざわざ私達を家に上げてくださって、(想定がいのことで突然なのに)コーヒーをごちそうしてくださるし、まるで旧知の友かのように暖かく迎えてくださって、お昼も食べて行くようにと誘って下さいました。えっ 私とは初対面ですよ。今日初めてお会いしたんですよ。どこの馬の骨かわからない人間にそこまで?一緒にこたつに入っておしゃべりしてな~んだかいごこちいい。ほのぼの。ずっと前からの友人に久しぶりに会ったみたいでした。震災の当日のお話も聞きました。ここに一緒にいる人がこんなめにあったんだと胸のつまる思いになりました。でも何て温かいんだろう。人の人情が身に染みます。
東北から帰ってから里子ちゃんの施設の感謝際に出席しました。バザーでおいしい手作りのカップケーキやラーメンやたこ焼きやお菓子をお腹いっぱいいただきました。いちご狩りの写真がとってもかわいいアルバムになっていました。