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ロンドン23日目〜録音、ブリクストン、オールドストリート

ロンドン23日目~録音、ブリクストン、オールドストリート

今日はスタジオには行かず、家でベースの録音。
夕方からニックがでかけたので、ひとり家作業。これまで録音の連続で振り返ることができなかったのですが、データを整理していくと、なかなか思った以上の仕上がりになっているので安心。

そして、今日はブリクストンのブランBというクラブでジャイルス ピーターソンのパーティーがあるのでひとりテクテク行ってみた。テームズ側を越えて、ロンドンの北側に位置するブリクストンは以前は大変治安が悪かったんだけど、今は、ロンドン中心部の地価があがり、このあたりもなかなか家賃が高くなってきたので、以前よりは良くなっている。けど、まだまだセンターに比べると安全とはいえない。いつも夜はジーンズ、パーカーで出あるくんだけど、あいにく洗濯したパーカーが乾いていない。もう一つの上着はシップスで買った高いやつ。こういうのを着て、ブリクストンとかにいくと絡まれやすい。ちょっと嫌だなあと思いつつ、しょうがないので出発。

カメラをわすれたのが残念。ブランBはこんなところ。

http://www.plan-brixton.co.uk/

クラブに着き、入場待ちの列に並ぶ。ゲストリストに載ってなかった前のお客が「こんなクラブ最悪だ~。お前も入らない方がいいぜ」と捨て台詞をはいて帰って行った。受付の人も怒るわけでもなく、笑っていた。僕は無事中に入れた。ジャイルスの前のDJがなかなかディスコな選曲で躍らせていた。ちょっと前日のアルコールが効いていたので、お酒を飲まずに音楽を聞いていると、インド系の移民の若いのが、「酒ものまないでたのしいのかい?」とからかい半分に言ってきた。うるさいなあと思いつつ、「音楽が良ければ問題ないね」とかわす。うーんブリクストン風味を感じる。

用事を済ませ、次はフィル アッシャーとパトリック フォージがパーティーをやっているオールドストリートのクラブ、イーストビレッジに向かう。バス停で、トムウェイツに似た酔っぱらい親父が笑顔で道を聞いてきた。かなり酔っぱらっている様子。この周辺に詳しくないと伝えると、どこから来たのか聞いている。ラッセルスクエアと答えれば良かったのに、思わず日本と答えてしまう。彼の興味をそそったのか、どれくらいいるのか、いつまでいるのかいろいろ聞いてくる。そして最後に握手を求めてきたので、とりあえずの握手をすると、どうもこっちの気が入ってないのに気づいたらしく、イギリスでの握手の仕方をレクチャーしてくれる。「いいか、相手より強い力で握り返さないと、けんかの弱いやつだと思われるから気をつけろよ」と、笑顔で言うと満足げに千鳥足で去って行った。

さてさて、家に一度、忘れたカメラを取りに帰り、イーストビレッジに。知っている顔もちらほら。フィルとパトリックのコンビは、先日僕がプレイしたノッティングヒルアーツクラブで、長い間毎週金曜日にパーティーをやっていた。以前滞在したときにはよく行ったパーティーなので、なつかしく思いつつ音楽を楽しむ。お客もみんな良い雰囲気でグッドパーティーでした。


(良い雰囲気のパーティー、フィル)


(最近、レコードを海外にもっていくと入国で止められるからという理由で、パソコンでDJをやっているマッドマッツ)


結局2杯ほどビールをのみ帰宅

本日2パイント
合計48パイント

ロンドン22日目~ビブラフォン録音、サウスバンクでのDJ、The Bays

ロンドン22日目~ビブラフォン録音、サウスバンクでのDJ、The Bays


今日はビブラフォンの録音。ロジャーにきてもらい数曲を録音。ちょっと実験的なことができたりして、ジャズマンの彼も楽しそうだった。

ビブラフォンの解体ショー







(上の鉄の部分はすだれみたいに繋がっていてとりはずせる)


(下の筒もとりはずせる)


(これも長机のように折り畳める)


そして、今日はサウスブリッジセンター内のラウンジでのDJ。ここでメールをチェックすると、今日はちゃんとしたCD-Jがないとここと。おお。飛行機の荷物の持ち込み制限もあるので、レコード持ってきてない。どうしようかなあ。まあ最近レコードも買ってなかったし、今日のために仕入れようと、バイナルジャンキーズに行くことに。おすすめから数枚選ぶと、その方向性でさらにいろいろ選んでくれた。助かります。結局1時間ほど試聴して、十数枚購入。結構ディープハウスなセレクトになる。ロンドンではテックハウスに押され気味でディープハウスはいまいち。でも今日はなんだかそんな気分。






(サウスバンクセンター、最近、アート、劇、などなどの中心になりつつあり、多くのレストランがあり、週末には多くの人が飲みにくる)


(ラウンジ、コンクリート)

さてさて、遅刻気味でニックとともにかけつけ、オーガナイザーのニック・ラスコムに挨拶(ロンドンにはニックが多いのです)。ナイスガイでした。このあいだまで日本に行っていたらしく、日本のことをいろいろ話しました。ブースにいくと、かわいいCDプレイヤーが。



一応曲の早さも変えられるので、ミックスできないことはない。おもしろそうだったので、だめはもともとでミックスしてみることに。これが意外と使い心地よく、ミックスできる。ボタンが少ないのでシンプル。このパーティーではみんなミックスせずに曲をかけているみたいなんだけど、僕がどんどん曲をミックスしていくと人が踊りだす。踊っている人のために店員が机をひとつ片付けてくれました。

結局レコードを一枚もつかわず、2時間半ぐらいプレイ。「このラウンジで人が踊ったのは珍しい、しかもあのCDJでミックスしているはすごい」とニック・ラスコムも大喜び。大きな会場で盛り上げようと思って失敗することもあれば、ラウンジで躍らせる気はないのに踊ってくれることもある。奥が深いなあ。


(夜のサウスバンク)

そして、そのあと、ニックがもといたバンド、 The Baysのギグに。すごかったです。同期を使わず生でテクノ、テックハウス、ドラムンベースとどんどんつないでいく。しかも、即興演奏。自分たち専門のサウンドエンジニアをつれてきているので、生ドラムなんだけど、音はクラブ並み。ひさしぶりにどうやっているのかわからないライブでした。





ロンドンの夜は奥が深い。
さすがに酔っぱらって、絶好調のニックを残して、ひとり朝3時に帰宅。就寝。

本日5パイント
合計46パイント







ロンドン21日目〜ドナとのセッション

ロンドン21日目~ドナとのセッション

この日はロンドンでも有名なシンガー、ドナとのセッション。経験がそうさせるんだろうけど、スタジオに来たときには歌詞はもちろん、コーラスのアレンジ、バックボーカルのアレンジ。すべて出来上がってました。すごい。僕はオルガンでメロディーを弾いて曲をボーカリストに渡すのですが、そのメロディーの要所要所を押さえつつ、自分の歌い方にかえていくのが絶妙に上手い。

僕の曲は結構凝っているので、コーラスの重ねなど時間がかかることが多いのですが、2時間で終了。楽しかった。





そのあとベースの録音をして帰宅。夕食にはスーパーでエビとタラが安売りしていたので購入。


(自炊、エビのクリームパスタとたらのソテー、結構美味しかった。)

本日1パイント
合計40パイント