2020/03/23
今日、FINDING JOE「英雄の法則」と言う映画を観ました。
限定の日数 無料で観れた最終日でした
実は その前日に 私の尊敬する人がシェアしている事を見て知ってはいたのです
ですが なんとなく観るまでには至らなく流してしまう寸前に
今度は 別の敬愛する人がシェアしていました
これは どうしても私に観せたい映画なのだなと直感しました
映画館でも映画をあまり見ない私は 字幕が苦手
そうは言っても 話している英語を理解できるはずもなく
字幕に集中しながら見始めました
最初の数分間は 映像を楽しむ余裕もなく
ただただ文字を追っていきます
そのうちに 慣れてきたのか感情が動き始め
気が付いた時には 目から涙が溢れていました
それは 悲しい涙ではなくて
感動の涙です
それも 映画の中の話に感動したのではなく
私自身の昔体験してきたことへの 感動なのです
映画は いくつかのテーマに沿って色々な人が体験談をシェアしてくれていたり
誰でも知っている有名な映画の場面を使って解説してくれたり
その場面を想像したり理解しやすい演技も交えて進みます
テーマが切り替わるタイミングで一時停止をして
私自身の過去の出来事を振り返りながら観ていきました
いつしか メモを取りながら
自身の出来事を書いて後からその事を振り返ってみたり
忘れていた出来事を思い出させてくれたりもしました
その中の1つが
「狭い隙間に挟まってしまった事故?事件?」です
私がまだ小学生の頃の話です
前回の私の中の1番古い記憶で引っ越した家に住んでいた頃
住宅地ではあるのですが
小学生でも歩ける程度離れた場所は自然が溢れていました
夏には カブトムシやクワガタを捕る事が可能なくらいです
小高い丘の様な感じで 林か森かを想像してください
その丘には 洞窟のような横穴が開いていました
普通に大人が立って入る事が可能な大きさで
トンネルの様な感じですが 貫通していなく
先へ進むと穴は小さくなって行き止まりになるのです
今となっては
その丘自体無くなってしまって 住宅が立ち並んでしまい
何のための穴だったのか分かりません
(もしかしたら 戦時中の防空壕?)
その穴の中では子供が這ってやっと入れる隙間
のような狭い空間がありました
もちろん方向転換もできなく
真っ暗です
頭から入ってそのまま
脚からしか出られません
その隙間も奥に行くにしたがって狭くなります
顔を横にして耳が潰れるくらい狭くなる場所があり
そこを越えると少し広くなるのですが
相変わらず方向転換が出来るほどではありません
なぜだか その場所が小さい頃のお気に入りで
秘密基地の様に通っていました
小学生ですから 本人は気が付いていないのですが
日々成長して少しずつ大きくなっていたのでしょう
ある時 前日には無事だった隙間に挟まり
身動きが取れなくなりました
子供体型の頃は頭が通れば身体は通る事が可能です
赤ちゃんが生まれて来る時も頭が一番の難所ですよね
そうです 一番狭い空間を頭が通って通過したのですが
帰りは脚から戻ってきます
頭がどの向きで通れたのか 覚えているはずもなく
閊(つか)えてしまい 動けません
横穴の中の更に奥で 誰もいない場所で1人です
しかも真っ暗 もうパニックですよね
じたばたしても砂ほこりが立つだけで
余計に苦しくなります
首も固定されてしまい向きも変えることも出来なくなり
季節は夏だったと思います
汗で土が身体に付くと泥になります
どれほどの時間が経ったのでしょう
泥もいつしか乾いて白い粉になった頃には
子供ですから疲れて眠ってしまったようです
どうやって助けられたか記憶にはありません
その後 その洞穴には 立ち入り禁止になりました
それでも 今度は自宅の押し入れの戸袋を這いずって
いたような記憶があります
狭い所好きは 赤ちゃん帰りだったのでしょうか?
当時の私は その出来事で 物事には限界がある
と言う事を知ってしまい可能性を放棄してしまったのかもしれません
その記憶を良い部分だけ取り出してみるとどうなるのかな?
誰もやらない事をやる事ができる
探究心がある
冒険者
限界までチャレンジできる
助けてくれる存在がある
なんだか 英雄になってませんか?(笑
懲りもせず戸袋這いずっていなかったら
ヒーローになっていたかもしれませんね
今からでも ヒーロー目指してみるとしますかね