昨年(2016年)、完成し納品させて頂いたバイオリンの裏板です。
模様のデザインは、アマティ(Andrea Amati 1560年)の裏板を拝借。
ただ、彩色はご注文者の御意向を取り入れ、かなりカラフルな感じです。
ネックてっぺんのスクロールに彩色された蛇を彫ってありますが
これは「アスクレピウスの杖」という、医学の神様のシンボルだとのこと。
知恵の象徴を表してるのだそうです。
このほかにもこれまでオーダーメイドで作られせ頂いている楽器たち、
ホームページにありますので、ご覧いただけますとうれしいです。
もう少し拡大されるように横にした画像です↓
表板には特に装飾は入っていませんが、上部ナット、下部サドルに本象牙を使用。
このほかにもこれまでオーダーメイドで作られせ頂いている楽器たち、
ホームページにありますので、ご覧いただけますとうれしいです。
ヴァイオリンを見慣れた方であれば、この表板のf字孔、Amatiタイプということお分かりになるかと思います。アマティもAndrea Amati のタイプです。