入り口で所持品検査と金属探知機を通る博物館もそう無いでしょう。

 

仕事の通りすがりに、今まで何百回も石積みの建物と緑の屋根(銅葺きの緑青)を見てきましたが、日銀に博物館が併設(金融研究所付属)されていたとは、つゆとも知りませんでした。

 

日銀の重厚な外観

 

貨幣博物館は日銀の南隣の分館にあります。

たまたま新聞のコラムで見かけたのですが、浮世絵等を展示しているのは初耳だったので、通りがかりに立ち寄ってみたのです。

 

お堅い仕事とは対照的な、穏やかなポスター

 

展示を見て、身体検査の理由がよく分かりました。

古代の貨幣から大判小判や国内外の紙幣等、金銀ザクザクの世界ですから、物々しい警備も納得です。大判小判に直接書いた墨跡が伸びやかで一定しているのは驚きです。

また、金の純度を落とし水増しして金貨を鋳造すると、見るからに安っぽくなるのは不思議と言えば不思議ですね。やはり純金の光輝くパワーは、人々を魅了する圧倒的なものがあります。

江戸期から明治にかけての日本橋界隈の浮世絵は、見ていて心安まるものがありました。

展示物が多いので、子供さんにも向きます。ゆっくりご覧になることをお薦めします。