2025年12月、ユネスコ無形文化遺産の「山・鉾・屋台行事」に、新しく4件が追加されました。その中に、未だ見たことのない「村上大祭」(新潟県)があったので、天候も確認して訪れることにしました。

 乗り合わせが良いと東京駅から村上駅まで上越新幹線経由で約2時間30分、鉄道好きにとってはごく普通の移動です。

それにしても東京-新潟は1時間29分、夜行列車を知っている自分としては、信じられない速さですね。

 最初は村上に直行する予定でしたが、気が変わって途中の新発田(しばた)で途中下車しました。まずは、駅前にある「蔵春閣」に向かいました。とその前に、隣の諏訪神社に参拝。これが相当に立派なのです。

 

かなり手間がかかっています。

 

 そして、隣の蔵春閣です。なんでも大倉財閥の創始者、大倉喜八郎が東京の向島に建てた迎賓館を故郷の新発田に移設したものなのですが・・・。

屋根の反りに見とれます。

 

 中に入って驚きました。調度品や内装の豪華さといったらありません。今までいろいろ見てきましたが、こじんまりした建物から溢れでる重厚さ、中身の濃さは随一ではないかと思います。

 

 

透かし彫りの欄間と華紋模様の格天井、五階菱模様の襖絵に圧倒されます。

 

2階にある広間の床の間。ここから月見の宴を開いていたそうです。

 

毎晩、向島芸者を揚げての宴会だったでしょうね。想像できます。

そして、この部屋で喫茶ができるとのことで、和菓子で一服して、新発田城址に向かいます。その前に欲張って、造り酒屋(王紋酒造)で日本酒の試飲も。

 

城下町ならではの、足軽長屋。

 

 

門構えは立派なのですが、裏側の敷地のほとんどが自衛隊新発田駐屯地なので、外観が一番お城らしいかと思います。

 

いよいよ、本命の村上大祭へ

 

村上大祭は400年ほど前から始まり、おしゃぎり(山車のこと)19台が各町から繰り出されます。彫刻や漆塗りの技術をつくした工芸品そのものです。

車輪だけを見ても手間がかかっていることが良くわかります。

 

飲みながらの見学でしたが、最高のひとときを過ごせました。

良いものを見ると、また次が行きたくなりますね。