新聞の小さなコラムに、江戸時代から続く旧家で、有形文化財の建物内に展示した屏風絵や蒔絵が目の前で鑑賞できるという記事がありました。場所は外神田2丁目となっています。外神田といえば秋葉原ですから、はて、あのあたりにそんな建物があったかなーと思いつつ、ナビに入れて見ると神田明神の一角と分かりました。

 

まずは参拝から

 いつ見ても荘厳な雰囲気があります。

 

 その建物は西隣の宮本公園内にあり、昭和初期に建築された材木商の店舗併用住宅です。

外観も渋いですが、さすがに本職だけあって使っている建材の素晴らしさや造作の手の込みようは、並大抵ではありません。

 

実は以前、神田明神に参拝の帰りに立ち寄ったことがありましたが、外回りを見ただけでした。

頂いたパンフレットがこちら

材木の質感がたまりません。

 

普段は土間で喫茶だけが可能で、年二回、保存会の方々による内部公開をしているそうです。

 

公開は今月10日(日)までで、午後1時から5時となっています。

湿気よけの為に土台が高く、また、天井も高くて風通しが良さそうです。

思わず住んで見たくなるような、お洒落な家でした。