私、あんまり要領の良いタイプではないです。
会社や学校で、要領よく立ち回って、
いいポジションとったりとかはできないタイプ。
頑張った割に評価されなかったりする。
もっと要領よく世の中を渡っていけたら・・・
と思って読んでみた本。
私の思ったのとは、ちょっと内容が違い、
これを読んで要領よく立ち回れる人には・・・。
けど、アイディアに行き詰った時とかに
役立ちそうな内容。
この本は「ラテラルシンキングとは何か?」
「ラテラルシンキングをするためにはどうしたらよいか?」
が書かれています。
ラテラルシンキングとは
「前提を無くして水平方向に発想を広げる思考法」。
ロジカルシンキングというのがありますが、
これは、既成概念を基に筋道を立てて深く掘り下げて考え、
「論理的思考」と言われています。
それに対して、ラテラルシンキングは、
「直感的思考」とも言っていい。
物事が行き詰ったときに、
ちょっと視点が違うアイディアが出て、
それで突破できることってありますよね。
そのちょっと視点が違うアイディアを
出すのがラテラルシンキングなのかな
と私は理解しました。
ラテラルシンキングが良くて、
ロジカルシンキングがダメ
というのではなくて、両方できるとよい。
仕事には、論理的思考も直感も
両方、必要だものね。
ところで、この本は、
要領よく立ち回る人になるためのものでは、
なかったけれど、本の中でハッとした文章があります。
努力自体は大事なことですが、
ちょっとした工夫で大きな利益を手にすることは
間違ったことではありません。
「努力=善」「楽=悪」という図式こそが、
まさにわたしたちの心を縛っている先入観なのです。
目的を達成するために、いかに楽をするか。
この発想こそが、ラテラルシンキングの神髄
まさに、私はいままでこの先入観に
縛られてきたのよね~。
「楽に成果を出してもいい」と
頭ではわかっていても、なかなか
「努力=善」「楽=悪」の先入観の縛りが取れない。
要領よく立ち回れないのもこのせいなんだろうな。
この縛りを取るには、新しい考え方を
頭に植え付けるしかないんだろうな。
ということで、
「目的を達成するためにいかに楽をするか」
を何かにつけて、考えるようにします!
要領よく立ち回る人になるための本じゃないよ
とか言っときながら、
そうなるためのヒントを得ることができたみたいです(笑)